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「串カツ田中」と「スーパーカップ」が強力コラボ! 串カツソース味のカレーカップ麺とは…

「串カツ田中」と「スーパーカップ」が強力コラボ! 串カツソース味のカレーカップ麺とは…の画像1
(左)エースコック「スーパーカップ1.5倍 串カツ田中監修 ソースカレーラーメン」、(右)「スーパーカップ大盛り 串カツ田中監修 串カツソース味焼そば」(筆者撮影、以下同)

 今回レビューするのは、全国に店舗展開するチェーン店「串カツ田中」とまさかのコラボをしたカップ麺、2品です。「串カツ田中のソース」を使用したという、エースコックの「スーパーカップ1.5倍 串カツ田中監修 ソースカレーラーメン」「スーパーカップ大盛り 串カツ田中監修 串カツソース味焼そば」

 先日「異種格闘技戦」と題して他業種とコラボしたカップ麺をご紹介したばかりですが、またもや強力なマッシュアップ、ついに誕生した「串カツ田中」と「エースコック」のコラボ商品を食べてみたいと思います。

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「串カツ田中」✕「スーパーカップ」

「串カツ田中」は、東京を中心に全国展開する串カツのチェーン店。大阪・西成の味を標榜しており、今回のカップ麺2品ではお店の名物である「串カツ田中のソース」が用いられています。お店のロゴでは「串カツ」の他に「かすうどん」とも書かれており強く売り出していますが、今回の2品はかすうどんではなく、うどんですらありません。

 一方のエースコック「スーパーカップ」は今年35周年を迎え、例年に増して精力的に新商品を多く登場させています。中でも、「ギョーザパンチ」や「テリヤキパンチ」は高インパクトで、記憶に新しいのではないでしょうか。

お店のメニューにないカレー!「スーパーカップ1.5倍 串カツ田中監修 ソースカレーラーメン」

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「スーパーカップ1.5倍 串カツ田中監修 ソースカレーラーメン」(2023年4月17日発売)

 まずは「スーパーカップ1.5倍 串カツ田中監修 ソースカレーラーメン」254円(税別)。「串カツ田中のソース」を使用したカレースープのラーメンですが、実際のお店にはカレーラーメンどころかカレーを使ったメニューもありません。カップ麺オリジナルのようです。

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スパイシーなスープが特徴

「串カツ田中のソース」を使用したとろみの強いカレー味のスープに、スーパーカップらしい中太ストレートの油揚げ麺と、肉そぼろなどの具が合わせられています。

 カレー専門店の味を再現したスープではないため、本格感はそれほどないのではないかと思いながら食べ始めましたが、すいませんちょっとナメていました。辛さはそれほど強いわけではないですが、がっつりスパイスが効いています。食べ進めて後半戦に差しかかると、口の中にスパイスが蓄積されていき、どんどん辛く感じるようになってきます。暑い日には軽く汗をかくかもしれません。

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別添「液体スープ」には「串カツ田中のソース」

 別添の「液体スープ」には、「串カツ田中のソース」が主体の液体スープが入っています。覚えて帰る必要はないしテストにも出ませんが、ラーメンなのでソースが入っていてもスープです。

 刺さらないマイルドな味で、塩気が弱め。カレーがスパイシーなのに対してソースが甘いので、両者が口の中で両極端なハーモニーを奏でており、スパイスもソースも互いを活かしているような味になっていました。これはよく練られているのではないでしょうか。

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とろみの強いスープとよく絡む重量級の麺

 麺は中太ストレートの油揚げ麺。中身が詰まった噛み応えのあるスーパーカップらしい食感となっています。とろみのついたカレースープとよく絡んで一体感があり、麺の重量感がすごいことになっています。

 麺がどんどんスープを拾っていくため、麺を食べ切る頃にはだいぶスープがなくなってしまいました。かなり個性的ですね。

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串カツ感はないがそれなりにボリューム感がある具

 具は、肉そぼろ、ニンジン、ネギ。串カツ感はゼロですが、比較的ボリュームはありました。最近だとカップ麺で使われる肉そぼろは、コストカットの影響か、大豆肉が使用されることが多いですが、今回はきちんと豚肉と鶏肉が使用されているようです。肉を扱う串カツ店のこだわりでしょうか。

 串カツ店とのコラボらしく、串カツソースの存在をしっかりと立てながらも、スパイシーなスープやごっそりスープを絡め取る麺とスープのバランスなど、カレーラーメンとしてもしっかり個性的な商品でした。

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