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藤島ジュリー景子社長が「知らなかった」はずはない、ほかスクープ16本

東急歌舞伎町タワーが建っても…歌舞伎町の現在

 ポストは安倍昭恵が、夫晋三の相続を終えたと報じている。

 結論からいうと、彼女が相続したのは山口県下関市の高台に建つ時価2億円といわれる邸宅だけのようである。

 ポストが調べたところ、安倍元首相が好きで、夏の間滞在してゴルフをしていた山梨県鳴沢村の別荘は、昭恵がいったん相続した後、安倍の実兄の寛信に贈与されているという。

 昭恵が今も暮らしていて、最大の資産でもある安倍の私邸は、資産価値20億円ともいわれるそうだが、ここのほとんどが、実兄の寛信が代表の「ABコミュニケーション」に移されたそうだ。

 ということは、彼女は将来的には下関へ移るのだろうが、今は渋谷の豪邸に住むということなのだろうか。まあ、おカネは有り余るほど持っているようだから、生活には心配ないだろうからな。

 さて、首相官邸で巡査が自殺? 今年1月にも自民党本部の隣のビルで巡査部長の拳銃自殺が発生しているが、何か関係が?

 自殺したのは警視庁第四機動隊に所属する黒川優太巡査(25)だった。普段から真面目で、この日も、同僚がさぼっている身代わりに立っていたのをとがめられ、トイレに入って拳銃の引き金を引いたというのだ。

 そんなことぐらいでと思うが、この黒川巡査、以前から精神的に不安定なところがあり、医師からうつ病と診断され、自宅で療養していたという。

 真面目なのだろう、以前は、ミスばかりする自分が情けなくて、拳銃を持ってトイレに行くと引き金を引いてしまいそうで不安だと、悩みを吐露していたことがあったという。

 昨年4月に復職し、半年ほど慣らし勤務をした後、首相官邸の警備に配置されたというが、配置の在り方にやや問題があったのではないか。

 首相官邸といえば、一日中張り詰めた気持ちで勤めなければならない。そこへ、精神的に不安を抱えている人間を配置するというのは、いささか理解しがたい。本人にとっても相当な重圧になったことは容易に想像がつく。

 今週は読んでもよくわからない記事が多いが、新潮のこの記事もそうだ。

 史上最年少の26歳で芦屋市長になった高島峻輔は、一躍時の人になった。何しろピカピカの経歴である。

 灘高から東大文学部一類に入学するが中退して、アメリカのハーバード大学へ入り、在学中にNPO法人の代表理事になり、若者の留学支援をしていたという。2019年に芦屋市役所でインターンシップを3か月経験し、昨年卒業して、市長選に立候補したというのだから。

 清廉潔白で頭脳明晰、おまけにイケメンときている。当選しない方がおかしい。私は最初に見てそう思った。

 だが新潮は、高島には「もう一つの顔」があるというのだ。それは、選挙中に152カ所のポスター掲示板を超えるポスターが張られていた。それに、彼の弟は高島しゅうすけと一字しか違わないが、そのポスターと、名前は書いていないがQRコードがあって、それをスマホで読み取れば、高島の公式サイトに誘導する仕組みになっていた。

 これは、本人を類推させる文書図画は指定場所の掲示板以外には掲示してはならないと定めた公職選挙法違反ではないかというのである。

 兵庫県選管に新潮が確認すると、高島の弟が代表を務める「ワンチーム芦屋」は地元選管で確認団体としての申請が認められているし、QRコードについても、それだけでは候補者本人を類推できないとした前例があるとして、明確には選挙違反といえないと答えている。

 さらに、実は自民党員なのに党推薦はもらわない、無所属を貫いたのもおかしいというのだが、無党派層にも支持してもらうにはそのほうがいいと考えたのだろう。

 高島は新潮に対して、自分が自民党員であることは事実で、このことは新聞の取材でも明確に答えていると返事をしている。

 次元の違う頭脳で、芦屋という古い体質の残るであろう町をどう変えていくのか。これからが高島市政の真価が問われる。メッキ張りか本物の金張りか注視していきたい。

 お次は現代から。歌舞伎町が先祖返りをしているようだ。

 高層の東急歌舞伎町タワーができても、どんなにネオンが煌めいても、歌舞伎町には暗い影が残り続ける。

 それがこの町の面白さではある。私も学生時代は毎日のようにこの町へ出かけ、朝まで遊んでいた。

 フーテンたちとヤクザがまじりあっても不自然ではなかった。この町はほかと違う何かがあった。

 だが、今の町は闇の部分がやたら目立つようになったと現代がルポしている。

 TOHOシネマズ新宿の横を曲がると「トー横」と呼ばれ、未成年者たちのたまり場になっている。そこに座り込んでいる女の子たちは、複雑な家庭から逃れてきた子が多いようだが、彼女たちは生きるために通りがかりの男たちとSEXをする。

 危ない目にも遭うが、警察にはいえない。家に連れ戻されてしまうからだ。

 シネシティ広場といわれるところには、ストロング缶と市販薬を飲んでひっくり返っている少女がいたそうだ。

 そこから少し歩くと、大久保公園がある。深夜1時なのに多くの男女であふれていたそうだ。ここは昼夜を問わず、路上で売春を持ち掛ける立ちんぼがいる。

 1日の稼ぎは、人気の女性で最高18万円。稼ぎをピンハネされないから、全部自分のものになる。中には未成年のような女の子もいるという。

 彼女は、風俗店では雇ってくれないから仕方なくここで客を取っていると話している。

 終戦直後の闇市のようである。どんなに高層ビルが建とうが、きらびやかな姉ちゃんたちが舞おうとも、ここは危険な香りのする淫靡な町である。私にはもう、ここに行ってみようという気は起きないが。

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