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おすぎとピーコが認知症、老老介護…美川憲一も「他人事ではない」ほかスクープ19本

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ピーコとおすぎ

今週の注目記事・第1位「告発スクープ 統一教会“解散セズ”岸田首相の裏切り」(『週刊文春』5/4・11日号)

同・第2位「柔道・井上康生(44)30代人妻と黒帯バスローブ不倫撮」(『週刊文春』5/4・11日号)

同・第3位「プロ雀士&モデル 岡田紗佳(29)がイケメン雀士と真剣交際」(『フライデー』5/12・19日号) 

同・第4位「応援演説で8秒沈黙 菅義偉前首相に異変が起きている」(『週刊文春』5/4・11日号)

同・第5位「『おすぎとピーコ』残日録」(『週刊新潮』5/4・11日号)

同・第6位「許永中が明かす『姉の死』『ビジネス』『帰国計画』」(『週刊文春』5/4・11日号)

同・第7位「独り勝ち『維新』の足元からアスベスト!?」(『週刊新潮』5/4・11日号)

同・第8位「ジャニーズ性加害」(『週刊文春』5/4・11日号)

同・第9位「『秋篠宮』英国へのワインディングロード」(『週刊新潮』5/4・11日号)

同・第10位「胸も膨らむNY 眞子さんの生き抜くための歩幅」(『週刊新潮』5/4・11日号)

同・第11位「鈴木京香『私が“コルビュジエの弟子”名建築を買った理由』」(『週刊新潮』5/4・11日号)

同・第12位「池江璃花子を国会議員にするというなべおさみ」(『週刊新潮』5/4・11日号)

同・第13位「トイレ盗撮 共産党若手エリートの破廉恥すぎる脅迫状」(『週刊文春』5/4・11日号)

同・第14位「知床事故1年でも『逮捕』なし『遺族補償』もまだ『カズワン社長』が厚顔の『事業再開』計略」(『週刊新潮』5/4・11日号)

同・第15位「花園準優勝 京都成章に部員大麻逮捕疑惑」(『週刊文春』5/4・11日号)

同・第16位「日大のドン田中英寿 緩和ケア入院とちゃんこや売却」(『週刊文春』5/4・11日号)

同・第17位「スパイ容疑で6年服役『日中友好人士』が述懐する“獄窓記”」(『週刊新潮』5/4・11日号)

同・第18位「『中川郁子』と“不倫路チュー男”だけ落選でも 岸田総理『サミット後解散』に火種」(『週刊新潮』5/4・11日号)

同・第19位「射殺されたラーメン店長の組長が悩んでいたこと」(『週刊文春』5/4・11日号)

同・第20位「賞金総額47億円 北島三郎愛馬たちの『終着駅』」(『週刊文春』5/4・11日号)

同・第21位「五木寛之のボケない名言」(『サンデー毎日』5/7・14日号)

 今週は私の都合で現代はお休み。早速サン毎からいこう。

 私は五木寛之のエッセイの愛読者である。現代で連載した『青春の門』からのファンで、とくに彼のエッセイが好きだ。

 何気ない話から入って、人生の深奥まで枝葉を伸ばしていく“技”は今や神業といっていい。

 サン毎のコラムはカラー1ページの短いものだが、時に人生の面白さや奥深さを知らせてくれる。

 少し前にはWBCで大谷翔平が試合前にチーム全員の前で話した、「今日一日はメジャー選手に憧れるのをやめよう」という言葉を紹介していた。

 今週は、永井荷風作といわれる『四畳半襖の下張り』が猥褻か文学かで争われた裁判で、作家の有吉佐和子が述べた言葉を紹介している。

「男の人って可哀そうだという気持ちです」

 もう少し説明をしてくれといわれて、

「性行為を描写することにかくも努力することにかくも熱意を傾けているということが、あわれに感じられました」

 続けて、

「やはりああいうのは法廷で論じたり、それから文字で読んだりするよりも、実践のほうが楽しいはずだから、それを一生懸命ます目を埋めて書くというのは、すでに機能が衰えている作家であろうというふうに想像いたしまして、これもまたあわれをさそわれた原因でございます」

 猥褻か否かで争われている裁判で、なんともユニークで、有吉らしい名言である。

 
 日本だけではなく、世界の競馬馬の中でイクイノックスという馬が最強といわれている。この馬の父親は北島三郎の持ち馬キタサンブラック。北島が北海道の牧場を訪れた時、キタサンブラックの目がどうしても気になるといって購入したといわれる。値段は格安の335万円だった。

 それが総獲得賞金約18億8000万円も稼いでくれたのである。さらに2017年に引退した後は種牡馬として、総額13億5000万円のシンジケートが組まれたのである。

 一方の北島本人は、2019年に両足の指を骨折した影響もあって車椅子生活だという。そのため36部屋あることで有名な八王子の豪邸ではなく、今は生活しやすい郊外のマンションで夫人と暮らしているそうだ。

 今年もキタサンブラックの子どもたちがクラシックを賑わせている。北島は歌手運にも馬の運にも恵まれた人である。

 さて、自分が通っているひいきのラーメン屋の主人が、現役バリバリの暴力団組長だと分かったら、あなたはどうするだろう。

 神戸市長田区といえば、阪神淡路大震災で甚大な被害をこうむったところだが、このラーメン屋「龍の髭」は、2016年5月に開店して、安くてうまいと評判だったという。

 そのラーメン屋から銃声が鳴り響いたのは4月22日の午前11時ごろ。殺害された店長は、暴力団組長という裏の顔を持っていたと文春が報じている。

 その名を余嶋学(57)という。六代目山口組の司忍(本名・篠田健市)組長の出身母体である弘道会の直系組織「湊興行」の組長を務めていた。

 前科前歴も多彩だったというが、自ら暴力団であることを誇示することはなかったという。

 彼は、やくざを辞めてラーメン屋に専念したいといっていたそうだが、それはかなわなかった。

 4月23日に投開票された5つの補選で、岸田自民党は4勝1敗と、数だけを見れば「好成績」だったが、内実は岸田首相が2度も入った和歌山を日本維新の会に奪われ、他も山口を除けばぎりぎり逃げ切ったというだけである。

 だが岸田首相は、この結果を踏まえてG7サミットを終えたら解散に打って出るつもりだといわれるが、本当か?

 その岸田総理の胸中について、政治ジャーナリストの青山和弘はこういう。

「千葉5区や大分、山口2区が接戦だったことから、現段階で“解散するような雰囲気じゃない”という声が自民党内で出ています。一方で解散時期を総裁選に近づけたほうがいいという意見に対し、岸田総理は以前、周囲に“選挙は勝てばいいだろう”と牽制するように語っている。早期解散と秋以降の解散をひとまず両睨みで戦略を練るのではないでしょうか」

 岸田はゴールデンウイーク中にアフリカ諸国をめぐる外遊を予定しているが、その外遊に不安があると、ある官邸関係者がこう話している。

「以前、ある政界関係者が“G7もいいけど、グローバルサウスにも目を向けねば”と総理にアドバイスしたんです。ところが、総理は“え? グローバルサウス?”と聞き返すほど、イマイチ重要性を理解できないでいた。にもかかわらず、後日、自民党の役員会で“グローバルサウスの声に耳を傾け、関与を強化していくことが重要”だとドヤ顔で言うようになって……。にわか勉強でなければいいのですが」

 岸田首相の悪いところは、熟慮をせずに、思い付きで口から出まかせにしゃべってしまうことである。軽さもここまでくると“害悪”だと思う。

 ところで、私も中国には何度も行ったが、いつ、どんな罪で逮捕、監禁されるかわからない怖さが常につきまとっていた。

 平成28年から6年間、身に覚えのない罪で服役し、このほど『中国拘束2779日』(毎日新聞出版)を上梓した日中青年交流協会元理事長の鈴木英司(65)が、新潮で獄中生活とチャイナリスクを語っている。

 平成28年4月15日のこと。シンポジウムの下準備で北京を訪問して帰国の日に、タクシーで北京首都国際空港に到着した途端、鈴木はいかつい男たちに囲まれて、「お前は鈴木か?」と聞かれたそうだ。鈴木が「そうだ」と答えると、ワンボックスカーに押し込められ、連れ去られたという。

 この日から24時間の監視と厳しい取り調べが続く「居住監視」と呼ばれる監禁生活が始まったそうである。

 鈴木は無罪を主張し、日本大使館の助けを期待した。だが、ほとんど役に立たなかったと鈴木はいう。

「大使館員との面会は原則1カ月に1回。それでも中国側は“忙しい”と許可しないことも多いんです。ようやく会えた大使館員に“起訴内容は絶対に認めない”と伝えたら、傍で聞いている国家安全局員から“そんなことを言うなら(面会を)中止するぞ”と脅されたこともありました」

 令和2年に懲役6年の判決が出たが、拘禁生活はすでに3年9カ月だった。その後、鈴木は刑務所に収監され、体重は30キロも減ったそうだ。

 鈴木の刑務所生活は1年11カ月に及び、居住監視から6年3カ月が経過した昨年10月、鈴木は刑期を終えて出所した。

 この記事にも、なぜ鈴木が逮捕されたのかが書いてない。ということは、はっきりした理由はないのであろう。勝手に中国側が「何々の罪」といえば、それで終わり。

 中国には今も5人の日本人が拘束されているという。

 さて、栄枯衰勢は世の習いだが、日本大学のドンとして君臨してきた田中英寿(76)の凋落はちょっぴり哀れを感じさせる。

 かつては日大の幹部や取引業者が日参していた東京・阿佐ヶ谷のちゃんこ料理「たなか」が昨年10月に店を閉じ、物件は今売りに出されているという。

 “女帝”といわれた田中の妻は昨年10月に逝去している。田中も体調が思わしくなく、奥さんが亡くなったことで大きなショックを受けているそうだ。

 追い打ちをかけるように日大は、4月上旬の理事会で、田中らに追加で20億円規模の損害賠償を求める方針を固めたという。

 権勢を誇った田中だが、彼の「負の遺産」は容易には清算できそうにないようである。

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