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『旅サラダ』KAT-TUN中丸雄一リポーターを見守る会 #58

『旅サラダ』中丸雄一、独特の感想を連発するリポート「インフィニティ風呂」「実質殿様」

『旅サラダ』中丸雄一、独特の感想を連発するリポート「インフィニティ風呂」「実質殿様」の画像1
『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)公式YouTube「【発掘!ニッポン なかまる印】のその後に・・・#27」より

『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)のコーナー「発掘!ニッポン なかまる印」でリポーターを務めるKAT-TUN中丸雄一。6月3日放送回で彼が訪れたのは、長崎県平戸市であった。

 中継が始まるや、中丸はどこかのお城の天守閣から手を振っている模様。ここは、同市に居を構える平戸城である。

 なんと、城内にある2階建ての櫓で宿泊ができるらしい。今回の発掘ポイントは、「城主気分が味わえる! 日本100名城に宿泊」であった。つまり、この日は“帝王”中丸が城主気分を味わうということ。

 いざ、櫓に足を踏み入れると、内装は和モダンだった。まず目に飛び込んできたのは、江戸切子のテーブルだ。

「これ、いいっすねぇ~。座りながらどうのこうのしたいですねえ」(中丸)

「どうのこうのしたい」って、何をしたいのか? ざっくりしすぎな、中丸のリポート術。さらに、壁を見ると画家による手描きの蝶が鮮やかなのだ。

 こんなに立派な建物である。やはり、気になるのは宿泊料金だろう。なんと、1日一組限定で1泊(素泊まり)40万円~で設定されているとのこと。

「あ、ずいぶん安いですね」(中丸)

「安いですね」のイントネーションが、見事に棒の中丸。「安いですね」と言いながら口元が笑っちゃってるし、「安いですね」の顔つきをしていない。そりゃあ、そうだろう。「素泊まり40万円」、まごうことなきパワーワードだ。ほぼ、給料の1カ月分!

 ただ、エクスキューズとして最大5名で泊まることができるそう。いや、1泊40万円なら、本音は20人くらい集めたいのだけれど……。中国富裕層あたりにターゲットを絞っているのかもしれない。

ビビりながら風呂に入っている中丸

 この宿泊施設の売りは、バスルームである。三面ガラス張りのお風呂になっており、浴槽に浸かったまま平戸の景色が一望できるのだ。

 試しに、湯を張っていない状態のまま中丸が湯船に入った。

「簡単に言うと、視界に入るものすべてが山とか水平線なわけですよ。おそらく、湯を張ってると(湯と)海との境目がつながって、いわゆるインフィニティ風呂みたいな感じになるんですかね」(中丸)

 さらっと、インフィニティプール(風呂)という単語を発する中丸。さすが、インスタグラマーだ。でも、三面ガラス張りだけに、外からまる見えにならないか気になる。浴槽の形も、学校のプールに入る前の消毒スペースみたいだったし……。

 しかし、そんなマイナス要素にはお構いなしで魅力のみを伝え続ける中丸。

「たぶんですけれども、当時のお殿様よりも殿様気分を味わえちゃうかもしれませんね」(中丸)

 インフィニティ風呂の体験をもとにした「当時のお殿様よりお殿様気分が味わえる」という感想が、うまいことを言っている。なにげに名言だったと思う。

 一方、気になるのは中丸の表情だ。少し、ひきつり気味だったのだ。かねてより、スカイダイビングをNG仕事にしている中丸。インフィニティ風呂からの景色(高さ)に食らってしまい、地味にビビっていたのではないか? 湯船の浸かり方も、端っこにちょこんと座ってコンパクトに収まってたし。不可解なエア入浴姿の中丸。

「ゴリゴリのフレンチ」「実質殿様」……変な日本語を連呼の中丸

 宿泊するなら、最も気になるのはやはり食事だろう。平戸城で提供される朝食を、もちろん中丸も食べた。

 見るからに、豪華でおいしそうなのだ。鯛もポークも脂が乗っている。料理について解説してくれるのは、同施設を運営する株式会社狼煙の苅宿晴太さんだ。

中丸 「おすすめはどのへんになりますか?」

苅宿 「なつ香タイの塩麹焼をお召し上がりください」

中丸 「これ、いただいちゃいますね。(箸でつまんで)やらかっ! 見た目でわかっちゃいました、脂乗ってますねえ」

苅宿 「平戸の夏香(密柑)を食べて育ったあま……」

中丸 「ちょ……食べていいっすか?」

 食べる直前に説明をぶっ込まれ、鯛をお預けされた、食べるタイミング見失う丸。見ていて可哀想だったが、中丸は中丸で鯛やポークをひと口で行ってしまう遠慮のなさ。まさに、殿様気分だ。

 ちなみに朝食には和テイストが漂うが、ディナーで提供されるメニューはもっと洋風寄りの料理らしい。

「そうか、夜はゴリゴリのフレンチを出してくれるんだ」(中丸)

 なに、その「ゴリゴリのフレンチ」って。ゴリゴリじゃないフレンチがあるのか? すごいワードセンスである。

 さらに、中丸が行く。

「景色もいい、食事もいい。で、泊まって自分の好きなオプションをいろいろカスタムしていったならば、“殿様気分”というより、それは実質殿様だと」(中丸)

「実質無料」みたいなニュアンスで、「実質殿様」と言い出す中丸。日本語は変だが、伝えたいことはなんとなく理解した。

 というか、「ゴリゴリのフレンチ」とか「実質殿様」など、独特の中丸語を必ず入れ込んでリポートしようとする彼のアティチュードが毎回かいがいしい。

 最後に、「なかまる印」ステッカーを苅宿さんに手渡した中丸。恒例のくだりだが、まさかお城にステッカーを貼ってくれるとは思えない。

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