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沢尻エリカ「ダブルスクープ記事」「主演ドラマ配信」に見え隠れする関係者の影

沢尻エリカ「ダブルスクープ記事」「主演ドラマ配信」に見え隠れする関係者の影の画像1
沢尻エリカ(Getty Images)

 2019年11月に合成麻薬MDMAを所持していたとして逮捕された沢尻エリカ。俳優として多くの作品に出演する最中の逮捕で、大きな波紋を呼んだ。その後、芸能界からは距離を置き、およそ3年半にわたって表舞台から姿を消していたが……。

 そんな沢尻が、立て続けに近況を報じられている。6月14日に「NEWSポストセブン」と「FRIDAYデジタル」が、沢尻が買い物している姿を写真つきで報道。それぞれ、本誌でもその様子を掲載している。

「当時、東京地裁で開かれた薬物の初公判で、沢尻さんが『俳優復帰はない』と話したことが話題になりました。ただ、それは裁判用の発言だったのだと思います。実際に、今でも事件前と変わらずエイベックス関連の芸能事務所に所属し、公式HPにもプロフィールが掲載されている。引退したわけではなく、あくまで“休業中”という事になっています。虎視眈々と復帰を目指して、執行猶予が明けるのを待っていたのでは」(スポーツ紙記者)

 薬物に関する執行猶予は今年2月に明けているはず。現在の沢尻は、刑を全うして身軽になったわけで、復帰に対しても文句は言いづらい状況だ。今回の突然の“スクープ”も、復帰に向けたプロモーションではないかという声も聞こえてくる。

「各マスコミが沢尻を追っていたのは事実ですが、『FRIDAY』(講談社)と『女性セブン』(小学館)が揃って同じような写真をあげ、事件後に更生しているという内容の記事を添えた。ただ両誌とも、写真に映った沢尻はバッチリと着飾りメイクをし、“スクープ”というには違和感もあるものでした。一説には、沢尻サイドの関係者が選別したこの2誌に、今回の写真を“撮らせた”という話もある」(週刊誌記者)

 事実、ここ最近になって、沢尻の近辺がにわかに騒がしくなっている。今年6月からは、TVerで過去に沢尻が主演を務め大ヒットしたドラマ『ファーストクラス』(フジテレビ系)の配信を開始。作品を知らない若い世代からも、沢尻を支持する声が巻き起こっている。

「TVerでは6月9日から局を横断した『俳優ドラマ特集』をスタートさせており、『ファーストクラス』第2期は、中村倫也ドラマ特集の一環で配信されているものです。ただ、それならわざわざ問題を起こした沢尻主演の作品ではなくてもいいところ。この『ファーストクラス』の配信にも、沢尻を復帰させたい関係者の思惑が透けて見えます」(民放関係者)

 実際、沢尻の復帰についてはこれまで何度も取り沙汰されてきた。中でも大きく注目を集めたのが、松浦勝人エイベックス会長のYouTubeチャンネルでの発言だ。松浦氏がタブーなしでトークすることでもおなじみのチャンネルで、沢尻の復帰についても言及したことがあった。

「松浦さんは、沢尻さんについて、週刊誌などが六本木のラウンジで働いている噂などを報じたことに激怒。その中で、芸能界復帰に向けて準備しているように取れる発言もしている。実際、薬物騒動を犯した沢尻を最後までかばい、違約金などのサポートも松浦氏がしたといわれている。女優としての評価は高く、最後まで面倒を見ると松浦氏もエイベックスの関係者に話しているという噂です」(週刊誌記者)

 今回、これまでになく復帰の可能性が高くなってきた沢尻。「チーム沢尻」を結成し、エイベックスも全面バックアップするようだ。

「沢尻さんは、過去に結婚やプッツン騒動などで活動休止したあと、映画『ヘルタースケルター』でヌードを披露して衝撃的な復帰をした。この映画の演技が認められ、その後は俳優としてさまざまな仕事が舞い込んできていた。折り紙つきの演技力を生かすため、今回の復帰に際しても、かなり用意周到に作品を吟味しているようです。復帰の舞台としては、エイベックスも付き合いの深いAmazonプライムビデオが候補に上がっているという。沢尻を主役にしたスパイもので過激な濡れ場もある作品だと、具体的な噂も聞こえてきます。エイベックスは映像作品も販売できますし、沢尻が薬物騒動で出した違約金も一気に回収できるレベルで売り出せるでしょう」(民放関係者)

 俳優として評価の高い沢尻だが、サポートしてくれる著名人たちも多く存在しているという。

「誰よりも沢尻さんの復帰を願っているのが、親友と言われる映画監督で写真家の蜷川実花さんです。『ヘルタースケルター』の監督でもある蜷川さんですが、配信ドラマではあまり仕事をしていない。最近では写真家としての仕事が多い蜷川さんが、沢尻さんの復帰作を作るとなれば話題にはなるでしょう。配信作品ならばCMなどの規制も少ないですし、自由に作品を制作でき、エイベックスもおいしい。みんながWin-Winになれるわけです」(民放関係者)

 現在も美貌は変わらず、ファンからも復帰を期待されている沢尻。しっかりと充電期間を得ただけに、再ブレイクも期待できそうだ。

小林真一(フリーライター)

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

こばやししんいち

最終更新:2023/06/22 12:00
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