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オサーン的2023年上半期MVPも! 地獄のように真っ赤な夏の激辛カップ麺3品
#カップ麺 #カップ麺一行3昧
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昔から、暑い時こそ熱いものを食べて汗をかくことが、食欲不振や体の怠さを吹き飛ばす方法だといわれます。確かに、熱いものを食べてダラダラ汗をかいた後は妙にスッキリして、ちょっと涼しくなりますよね。
今回は、熱い時に食べたい、地獄ように真っ赤なカップ麺を3品レビュー。ひとえに辛いカップ麺といっても、韓国料理、熊本ラーメン、そして味噌ラーメンとバラエティに富んでいます。辛さで夏の暑さを吹き飛ばし、健康的な生活を送りたいものです。
オシャレに見えてガッツリボリューム! ローソン限定「韓美膳 スンドゥブチゲラーメン」
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ひとつめは、ローソン限定の「韓美膳 スンドゥブチゲラーメン」258円(税込)。製造は明星食品。フードコートなどにも店舗展開する全国チェーンの韓国料理店「韓美膳」の「スンドゥブ」の味を再現したカップ麺です。パッケージが、真っ赤というよりど・ピンクです。
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甘みを強く効かせた海鮮味のスープで、別添の調味油でスープが真っ赤に染まります。辛味の中で海鮮の旨みと強い甘みが際立っていました。特に海鮮は力強く、「スンドゥブチゲ」ならぬ「海鮮チゲ」でも十分にいけそうな味。
また、パッケージには「玉ねぎの甘さ」と書かれていますが、もっとストレートな甘みに感じられました。韓国料理といえばコチュジャンの甘みが特徴的なので、玉ねぎとは違っても、この甘みはだいぶ韓国料理らしいです。
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別添の「後入れ調味油」には、辛味のついた真っ赤な油脂が入っています。スープが地獄のように真っ赤に染まりますが、そのわりに辛味は穏やかで中辛程度。辛味よりもむしろごま油の風味が目立っており、海鮮や甘みとともにスープの大きな柱となっていました。
連日暑いので夏バテを心配してしまう今日この頃で、毎年この季節は食欲不振で痩せてしまわないか心配になるのですが、ごま油の食欲増進効果でむしろガツガツ食べられてしまい、ちょっと困ったところ。心配をよそに毎年夏に食べすぎている気がするので、トルネコの「ハラヘラズの指輪」がほしいですね。
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麺は、太くて縮れのついた油揚げ麺。韓国料理で使われる麺は太くて高弾力のものが多いですが、カップ麺でもその特徴が再現されています。スープの味が力強いので、太くて弾力の強い麺でバランスが取れていて良かったです。
ど・ピンク色のパッケージで、さらに特に女性に人気の韓国フレーバーということもあり、食べる前はどちらかというと女性向けの商品なのかなと思いましたが、実は麺量が80gで大盛サイズとなっており、大食いの筆者のほうも向いてくれていそうでキュンでした。
![オサーン的2023年上半期MVPも! 地獄のように真っ赤な夏の激辛カップ麺3品の画像6](/wp-content/uploads/2023/07/73d7907cd44a375ad544e2a5a2d3a954.jpg)
具として入っているのは、豆腐、たまご、かにカマ、ネギ。豆腐を中心にガッツリボリュームがあります。濃いスープに対して豆腐が爽やか。スープのインパクトで忘れていましたが、この商品、「スンドゥブ(純豆腐)」なんですよね。豆腐がしっかり入っています。
おいしいスープに大盛麺、さらに具までボリュームがある実力派。これだけ揃うと、価格の税込258円も、値上げだらけのご時世の中では良心的といえるかもしれません。
赤マー油は地獄の入り口? サンヨー食品「名店の味 桂花 赤マー油仕上げ 辛口熊本豚骨拉麺」
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続いては、サンヨー食品の「名店の味 桂花 赤マー油仕上げ 辛口熊本豚骨拉麺」260円(税別)。熊本ラーメンの名店「桂花 熊本本店」監修の限定メニューとなっています。
熊本ラーメンといえば「黒マー油」を使った豚骨ラーメンでおなじみですが、今回は「赤マー油」。パッケージも真っ赤でいかにも辛そう。熊本には阿蘇山以外にも灼熱があるようです。
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乳白色のまろやかな豚骨スープに、黒マー油と赤マー油を加えています。クリーミーでマイルドなスープで豚骨臭は皆無。地獄とはかけ離れたやさしさが感じられます。「桂花」のスープはビターな黒マー油と甘いスープの対比によって、両方の味が際立つんですよね。
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通常の「桂花」は黒マー油が入っていますが、今回は黒マー油のほかに赤マー油も入っています。どちらもニンニクが強く、黒マー油は焦がし風味、赤マー油には強めの辛味がつけられています。
別々に味わうとそれぞれに良さがありますが、両者合わせてしまうと「赤マー油」が弱く、ほぼニンニクの風味が支配してしまい、あまり辛くは感じられなくなってしまいます。もうちょっと赤マー油がたくさんほしかったですね。これくらいの辛さだと、赤い地獄どころか逆に食欲が増進してしまいそう。トルネコの……(以下略)。
![オサーン的2023年上半期MVPも! 地獄のように真っ赤な夏の激辛カップ麺3品の画像10](/wp-content/uploads/2023/07/4e802238a8ddab66a215a877847bb83e.jpg)
麺は、中太で縮れのついたノンフライ麺。歯切れの良い低加水麺食感で、自然な甘みがあってマイルドなスープと好相性。高額商品ですが、食感の良さや上品な甘みで、高級品であることが実感できます。
![オサーン的2023年上半期MVPも! 地獄のように真っ赤な夏の激辛カップ麺3品の画像11](/wp-content/uploads/2023/07/3558d35c32575ba678140a81aa84cd4e.jpg)
具は、チャーシュー、茎わかめ、ネギ、焦がしニンニクが入っています。チャーシューは小さくて厚みもなく、ちょっと安っぽい印象。茎わかめはカップ麺でめずらしい存在で、お店のラーメンでも特徴のひとつ。独特な食感がきちんと感じられておいしかったです。
スープに浮く黒いスパイスのような粒は焦がしニンニクで、黒&赤マー油だけではなく、具でもニンニクを効かせていました。
ニンニクでアクセントを加えたまろやかな豚骨スープと上品な食感の麺の組み合わせは、地獄どころか桃源郷のような心地よさでした。おいしかったですが、「夏に食べたい地獄のような真っ赤なカップ麺」としては、ミスチョイスと認めざるをえません。
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