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TBS山本里菜アナ退社で「サンジャポの呪い」また発動…原因は局の体質?

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山本里菜 公式Instagramより

 TBSの山本里菜アナウンサーが、フリー転身を視野に10月いっぱいで同局を退社することが5日に分かった。

 山本アナは中高一貫の名門女子校に首席で入学し、高校2年で生徒会長を務めた才色兼備で知られ、青山学院大学卒業後の2017年にアナウンサーとしてTBSに入社。翌年に情報バラエティ『サンデー・ジャポン』の7代目アシスタントに抜擢され、飾らない人柄とモデル級の美貌で人気を集めた。早々に将来のエース有力候補となり、局の期待の大きさもあってレギュラー番組はどんどん増加していった。

 昨年3月に週刊誌報道で「赤ベンツ王子」と称されていたエリート会社員との結婚を発表すると、4年以上にわたってレギュラー出演していた『サンデー・ジャポン』を卒業。すると風向きが変わり、その後も『ジョブチューン ~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』や『ひるおび』などには出演していたが、以前と比べると明らかに露出が減って、勢いに陰りが感じられるようになった。

 そんな中、山本アナが大きな注目を集めたのが衝撃の「生着替え動画」だった。同僚アナたちと一緒に取り組んでいるYouTubeチャンネル『アナウンサーのゆるちゃん/たりかしCh.』で昨年7月、山本アナが「夏の1週間コーデ」としてルックブック企画に挑戦したのだが、冒頭でブラトップのキャミソールとショートパンツという、女子アナとしては異例の薄着姿で登場したのだ。

 その状態から次々と着替えてコーデを披露していくのだが、女子アナの「生着替え」というレアな映像は多くの視聴者を驚かせ、タイトスカートを着用する際に山本アナが照れながら「なかなかなくない? この光景さらけだすの」とこぼす場面もあった。これ以前にもルックブック企画はあったのだが、山本アナの動画はスタート時点の露出度が最も高かったことで、女子アナファンが騒然。普段の同チャンネルの動画は再生数が1万~5万回程度だが、山本アナの「生着替え動画」はネットニュースでも盛んに取り上げられ、約49万回再生(9月6日時点)を記録している。

 今回の退社報道を受け、一部では「新婚なのにYouTubeで生着替えとかさせられたから嫌になって辞めちゃうのでは」との憶測の声も出ている。

 実際に彼女が「生着替え動画」をどう思ったのかは分からないが、退社については「サンジャポの呪い」の影響も指摘されているようだ。『サンデー・ジャポン』は2代目アシスタントだった海保知里アナ以降、竹内香苗アナ、青木裕子アナ、田中みな実アナ、吉田明世アナと、歴代のアシスタントがそろってTBSを退社しており、局内で「呪い」と話題になっているのだ。

 山本アナを含めると退社は6人目となるが、この「呪い」については、単なる偶然の産物ではなく、MCの爆笑問題らにイジられる『サンデー・ジャポン』のアシスタント役はタレント的な振る舞いを求められるため、フリー願望が高まりやすいのではないかとの指摘もある。山本アナが現在の夫との熱愛報道を番組内でネタにされていたように、現在アシスタントを担当している良原安美アナも、「資産9億円の御曹司」といわれる恋人との交際を散々イジられており、山本アナ同様、将来的にフリー転身コースへと向かう可能性もありそうだ。

 また、大下容子アナが「役員待遇・エグゼクティブアナウンサー」になったテレビ朝日や、水卜麻美アナが30代にして現役アナ実質トップの「アナウンス部主任」に出世した日本テレビなどの他局に比べ、TBSは女性アナウンサーがキャリアを積み重ねていく印象に乏しい。実際にTBSは20代~30代前半の早いうちに退社してフリーに転身する女子アナが多く、結果、中堅以降の人材が育たない原因になっているとみられている。最近は結婚後も局に残る女子アナが増えているが、TBSは「寿退社」的なケースが目立つため、余計にそうした見方に信憑性を与えているようだ。

 現在、フリーアナ業界は飽和状態で競争が激しいが、それでもTBSの女子アナたちが続々と退社を決断するとなると何かしら局内に原因があるのではという気がしてくる。山本アナは報道のあった6日、10月末での退社報道は事実と認めたうえで、詳細は後日発表としつつも「退社後はもっと色んなことにチャレンジをして皆さんに新たな私の一面も見せていけるように頑張っていきます」と、今後への意欲をInstagramに綴っているが、フリー転身後の戦略をどのように描いているのだろうか。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/09/06 21:00
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