現博報堂社員の「伝説のジャニーズJr.」が、ジャニーズCM復活のキーマンに?

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 日々、報道が続く故・ジャニー喜多川氏による性加害問題。事務所の対応ならびに各テレビ局を始めとしたメディアの対応を国民が注視しているが、ここ数日でジャニーズタレントが多数出演している広告クライアントが軒並み、撤退を始めている。

 アサヒビールならびにキリンビールは「今後起用しない」と明確な態度を示した。また、相葉雅紀をCMに起用している大手損保会社の東京海上日動火災保険はジャニーズとの契約を更新せず、契約解除も検討するとした。さらに、日本航空も「適切な対応が取られるまでの間、広告への起用を見送る」と表明した。

「今回の件を受けて、CMクライアントは契約更新するかどうか悩んでいる企業がほとんど。ましてキャンセルカルチャーも一般化している中で、新規でジャニーズとCM契約をしようと考えているところは皆無です。いかなる対応で、これらのマイナスを食い止めるか、東山紀之新社長に突き付けられた大きな課題となります」(広告代理店関係者)

 そうした中で“ジャニーズCM企業一覧”などのブログ記事が続々誕生中。これらの記事ではジャニーズタレントが出演中の各社CMが網羅されており、SNS上ではこの記事を引用し「これからもジャニーズ事務所と契約する企業は反社」「不買運動を行うべき」など強く否定するコメントが並ぶ。

「これまで同社をとうして所属タレントたちと契約を結んできた企業としては、事務所を介さずに直接、タレントと契約を結べるようにする方法も模索している状況。事務所には強い逆風が吹き込んでいますが、タレント自体へは『彼らも被害者』などの理由で同情票が集まる可能性も、わずかながらあるでしょう」(前出・広告代理店関係者)

 たしかに、強硬な姿勢をとるクライアントもある一方で、いまだに今後の出方を伺っている企業もある。そんな中、事務所と企業をつなぐ広告代理店への責任も問われている。

 思い出せば今年3月には博報堂が自社制作の雑誌「広告」(Vol.417)の対談記事で「ジャニーズによるメディアの独占的コントロール」などの文面を、博報堂広報室長の判断により「ビジネスパートナーであるジャニーズ事務所への配慮」として削除。世間からバッシングを浴びた。

「博報堂の対応は、社内でも悪手だったと不評でした。ともすれば毅然とした対応をとることで、電通を出し抜くチャンスだっただけに、あまりにも過剰な忖度をみせてしまった当の広報室長は閑職に異動するという話で社内ではもちきりです」(CMディレクター)

 ジャニーズ事務所と広告代理店は、個人的なつながりも深い。例えば嵐・櫻井翔の父親は電通の副社長をつとめたが、博報堂社内には、元ジャニーズJrの人間がいるのだ。

「元ジャニーズJr.の小原裕貴が、メディア部門の管理職として働いています。小原は、1990年代後期に嵐の櫻井翔や二宮和也らに並ぶ人気を集めながらも、学業に専念するために芸能界を引退した“伝説のJr.”。有名大学出身でないものの博報堂に入社できたのは、彼のバックグラウンドがあってこそ。以降、事務所とのパイプ役として社内で要職をつとめてきました。現在は、博報堂に席を置きながら関係企業の役員をつとめるなど、同世代でも抜きん出て出世をしている彼が、今後の博報堂とジャニーズとの対応のキーマンになることは間違いないでしょう」(前出・CMディレクター)

 テレビ局を始めとしたメデイアと同じく、広告代理店にも説明責任が求められている今。「伝説のJr.」はどう動くのか。

加藤マサキヨ(CMディレクター)

1988年生まれ。広告、IT業界に精通。週末はアイドル鑑賞で目を労り、サウナで汗を流す。

かとうまさきよ

最終更新:2023/09/11 21:00
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