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山下智久「文春」に“すり寄り”出演も世間は「ジャニーズ辞めたら無罪か」の声

山下智久「文春」にすり寄り出演も世間は「ジャニーズ辞めたら無罪か」の声の画像1
山下智久(写真/Getty Imagesより)

 山下智久が9月28日、10月5日発売の「週刊文春」(文藝春秋)の巻頭グラビアページ「原色美男図鑑」に登場。これにはジャニーズファンも仰天したようだ。

「2020年にジャニーズ事務所を退所した山下ですが、その引き金となったのは『文春砲』でした。未成年と飲酒したうえに“お持ち帰り”したことを報じられ、活動自粛処分が下ることに。そんな因縁の媒体に、しかも当該号には『東山紀之が隠す5つの“爆弾”』というタイトルで、古巣・ジャニーズ事務所の新社長・東山氏が抱える“懸念”が大々的に報じられています。ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏の性加害については、多くの所属タレントが少なくとも噂レベルでは知っていたと見られ、後輩が“餌食”になるのを見て見ぬフリをしていたことが批判を浴びています。その点は長く在籍していた山下も同罪のはずで、ネット上でも『元ジャニーズ事務所の所属タレントは有罪でも辞めたら無罪なのか』と物議を醸しています」(芸能ライター)

 これまでジャニーズを退所したタレントについては、テレビ局の“忖度”が働くのが暗黙の業界ルールとされてきたが、山下は順調に活動を続けられている印象だ。

「山下は海外志向が強く、『文春』のインタビューでも動画配信サービスはほとんど全部入っていて、韓国、アメリカ、インドなどいろんな国の映像作品を見て、感性を高めていると話しています。ただ、退所後に出演した『THE HEAD』『SEE HEAR Love ~見えなくても聞こえなくても愛してる~』など海外と共同製作した作品は、いずれも存在感や爪痕を残せないでいる。現在も主演ドラマ『神の雫/Drops of God』が『Hulu』で配信中ですが、『モーニング』(講談社)で原作漫画の新章がスタートする後押しがありながらも、再生回数はあまり伸びていません」(前出・芸能ライター)

 一方、国内では主演ドラマ『正直不動産』(NHK)が好評を博し、2024年1月3日には『正直不動産スペシャル』が放送され、同年1月9日から『正直不動産2』として凱旋を果たすことが決まっている。

「一連のジャニー喜多川氏による性加害の問題以降、事務所側も促したように今後はテレビ局のジャニーズへの忖度も弱まっていくでしょう。その流れで、山下の代表作である『コード・ブルー』(フジテレビ系)の復活の目も出てきています。山下にとっては、民放ゴールデンの主演俳優に戻れる大チャンスですが、それも“辞めジャニはセーフか、アウトか”は世間の風向きしだい。このまま微妙な役どころで『国際俳優』を目指したほうがいいのか、本人も悩ましいのでは…」(テレビ関係者)

「原色美男図鑑」は2週連続の登場となるが、山下を例にとるまでもなく、テレビ局によるジャニーズへの忖度はどうなっていくのだろうか。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2023/10/05 11:00
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