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オズワルド・畠中悠が、がん公表したワケ「芸人に検査に行ってほしい」

『ほら!ここがオズワルドさんち!』(TBSラジオ)

 28日深夜に放送されたラジオ『ほら!ここがオズワルドさんち!』(TBSラジオ)で、オズワルドの畠中悠が初期の腎臓がんを患っていることを公表した。

 先日来、オズワルドは29日のライブ『よしもとお笑いライブin鎌倉2024~爆笑うるう日~』の休演、来月2日の『M-1グランプリ2023スペシャルツアー岡山』も伊藤俊介のみの出演が発表されており、ファンの間で心配の声が上がっていた。

 この日の放送で畠中は「28日から9日間、休みを取っています」と発表。腎臓がんの手術を受けるためだと明かした。

 畠中のがんが見つかったきっかけは昨年10月ころ、同期である空気階段・鈴木もぐらの不摂生な生活を心配した畠中が、なかば強引にPET検査に連れて行ったこと。検査料金に「ペア割」があったため、畠中が2人分の検査料金を負担して一緒に受診したが、もぐらはいたって健康、畠中のみ右の腎臓に腫瘍が見つかったのだという。

 その後、『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)の予選や年末年始の仕事が立て込んでしばらくは再検査をせずにいたが、改めて検査を受けてみたところ「めっちゃ、がんだったんですよ」とのことだ。

 あくまで平静に、明るいトーンでがんを公表した畠中。無論、笑える話ではなく、畠中自身も「伝え方がムズくて」と語っている。

 畠中のがんは「手術で取っちゃえば大丈夫」もので、今後の活動にも影響が出るものではないという。

 芸人にとって、がんを公表するリスクは決して少なくない。同情を引けば笑えなくなってしまうし、相方にも難しいリアクションを強いることになる。単に「体調不良」として休養を取るという選択肢もあったはずだ。だが、今回のがんを公表した畠中には、ある思いがあったようだ。

「(ヨシモト)∞ホールの芸人なんて、みんな40手前なんですよ。そろそろそういう病気とかがどんどん見つかってもおかしくないから、行ってほしいなって、検査に」

 オズワルドは今年3月いっぱいで∞ホールからの卒業を発表している。3月31日には卒業公演の予定もある。このラジオ番組『ここオズ』も3月いっぱいで終了が発表されている。

 畠中の休養は3月7日までの予定。順調にいけば卒業公演にも間に合うし、同じラジオで快気の報告も聞けるはずだ。

(文=新越谷ノリヲ)

新越谷ノリヲ(ライター)

東武伊勢崎線新越谷駅周辺をこよなく愛する中年ライター。お笑い、ドラマ、ボクシングなど。現在は23区内在住。

n.shinkoshigaya@gmail.com

最終更新:2024/02/29 17:00
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