東野の“見た目イジリ”なぜ炎上しない？
フジテレビ夏ドラマ、旧ジャニ俳優“積極起用”でTVer上位独占か…山田涼介＆目黒連を起用！
2024/05/10 16:00
ドラマ 山田涼介 目黒連
Hey! Say! JUMP・山田涼介が主演を務める『ビリオン×スクール（仮）』が、7月よりフジテレビ系金曜午後9時台の連続ドラマ枠で放送されることが発表され、ネット上では早くも「面白そう！」と沸いているようだ。
同ドラマは、日本一の財閥系企業のCEOであり、高精度なAI開発の研究をしている天才発明家でもある加賀美零（山田）が、身分を隠して私立絵都学園3年0組の担任教師となる学園コメディー。
脚本を元ピン芸人で現在脚本家として活動する我人祥太氏、演出はテレビ朝日系人気ドラマシリーズ『おっさんずラブ』などで知られるヒットメーカー・瑠東東一郎氏が務め、瑠東氏は『ビリオン×スクール』について「イーロン・マスクみたいな天才開発者が先生になる作品」とコメントしている。
現在、スーツにメガネ姿の山田のビジュアルが公開されているが、ネット上では「めっちゃ面白そう！ 山田涼介の金持ち役にハズレなし！」「お金持ちの天才役で、しかもコメディーなんて、山田くんが一番はまるやつじゃん！」と期待する声が目立っている。
Hey! Say! JUMP・山田涼介は「ネット視聴に強い」？
山田といえば、昨年4月期に2番手で出演した橋本環奈主演ラブコメディー『王様に捧ぐ薬指』（TBS系）の“ツンデレ社長”役が「当たり役」と評判を呼び、放送時、民放公式動画配信サービス・TVerのお気に入り登録数が同クールで上位の130万人を突破。
加えて、2022年10月期に主演を務めた『親愛なる僕へ殺意をこめて』（フジテレビ系）に関しても、全話平均世帯視聴率3.8％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）という低視聴率とは裏腹に、TVerでは総合ランキングやドラマランキングで1位になるなど健闘していた。
そのため、業界内では「山田涼介はネット視聴に強い」という認識が定着しつつあるようだ。
目黒蓮『海のはじまり』への期待……『silent』は民放全ドラマ歴代最高を樹立
また、フジテレビは今月、同じく7月クールにて、同局ヒットドラマ『silent』のチームが集結するSnow Man・目黒蓮主演の月9ドラマ『海のはじまり』を放送すると発表。
22年10月期の『silent』は放送時、TVerのお気に入り数が240万人を突破したほか、“放送後1週間の見逃し配信再生数”で民放全ドラマ歴代最高となる582万再生という驚異的記録を樹立。
さらに、『silent』チームが手掛けた昨年10月期の同局『いちばんすきな花』もTVerで大健闘していただけに、『海のはじまり』も同様のヒットが予想される。
周知のとおり、山田、目黒ともにSTARTO ENTERTAINMENT（旧ジャニーズ事務所）の所属アイドルであるが、フジが同事務所のタレントを積極的に起用した結果として、7月期にTVerの人気ランキング上位を独占する可能性もありそうだ。
今期は、月9枠、金曜午後9時枠ともに、不調気味のフジテレビ。山田＆目黒という人気主演俳優の獲得により、夏ドラマは好転するだろうか。
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芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。
最終更新：2024/05/10 16:00
