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Mrs. GREEN APPLE、コカ・コーラとのタイアップ新曲MVが大炎上中「ド直球の差別表現」

 ロックバンド・Mrs.GREEN APPLE(ミセス・グリーンアップル)の新曲「コロンブス」のミュージックビデオに差別的な表現が含まれているとして、大きな話題になっている。

 同曲は、飲料大手の日本コカ・コーラとのタイアップソング。コカ・コーラが展開する「Coke STUDIO」キャンペーンのために書き下ろしでリリースされたものだという。

 12日にYouTubeなどで公開されたミュージックビデオは公開から24時間を待たずに100万回に迫る勢いで再生されているが、そのコメント欄はビデオの内容に批判的な意見と、ファンからの心配の声で埋め尽くされているようだ。

 ビデオでは冒頭、住居が建つ絶海の孤島が映し出される。そこに現れたのは、コロンブスとナポレオン、それにベートーベンという欧州の歴史上の人物に扮したミセスのメンバー3人。

 3人が住居をのぞき込み、無断で侵入すると、そこには類人猿の着ぐるみをきた先住民たちが楽しそうに食事をしている姿が映し出される。

 その後、ベートーベンに扮したメンバーは類人猿にピアノを教え、ナポレオンは騎馬兵法を仕込む。西洋人が類人猿に文化を与え、兵士に育て上げる姿が描かれている。

 後半には3人と類人猿たちが楽しそうに共に歌い踊り、相互理解が生まれる描写もあるが、その後もベートーベンの乗る人力車を引かされ続けている類人猿もおり、被抑圧階級の間でも格差が生まれていることが明示される。

 ラストでは崩壊したバベルの塔の破片を踏み越えていく3人が闇に消えていく。この島にも、過去には文明があったという描写である。

 このように、コロンブスによる新大陸発見と西洋による植民地支配に関するエピソードが、明るい曲調と爽やかな歌声に乗ってコミカルに描かれる。そのあまりにグロテスクで直球な差別表現に対して、ネット上では批判と困惑の声が広がっているのだ。

 公式リリースによれば、このビデオは「“もしも生きた時代の異なる偉人たちが一緒に旅をしたら?”という想像の世界」を描いたものだといい、「旅の道中では、500万年以上もの時を越えて出くわした類人猿たちとのホームパーティーも。ユーモアに富んだ、ドタバタワチャワチャ劇が繰り広げられる。」と説明されている。

 このリリースを読む限り制作側に差別の意図があったとは思えないが、結果として「ド直球の差別」と受け止められるストーリーになってしまったようだ。

 ミュージックビデオの内容はアーティストのイメージに直結するものであり、今回は大手企業とのタイアップも組まれた広告案件でもある。今後、各方面から釈明のコメントが出てくることになりそうだ。

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最終更新:2024/06/13 15:30
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