伊藤健太郎「契約満了で退所」報道も事務所サイトの写真そのまま…トラブル懸念する声
#伊藤健太郎
俳優の伊藤健太郎が、所属事務所「イマージュエンターテインメント」を退所すると報じられた。同事務所は伊藤が不祥事を起こした苦しい時期を支えていたことから、伊藤に対して「不義理」のイメージが強まり、ネット上で物議を醸している。さらに、有力事務所への移籍が噂されたり、報道された契約満了日を過ぎても事務所の公式サイトに写真が掲載されていたりと、不穏な要素も目立っているようだ。
伊藤の退所は、9日付のスポーツニッポンが報道。10日の契約満了に伴い、事務所を離れるという。記事では「順調に再起の道を歩んでいるが、それには事務所の支えが不可欠だった。違約金の問題もサポートしてきた事務所側は、今回の決断にショックを受けているようだ」との関係者コメントが掲載されており、円満とは言い難い状況のようだ。
伊藤はもともとイマージュエンターテインメントに所属していたが、別の事務所に一時移り、2020年9月に古巣に再所属した。その翌月にひき逃げ容疑(後に不起訴)などで逮捕される不祥事を起こし、復帰が絶望視された時期もあったが、事務所の懸命なサポートもあって2021年から活動を再開。昨年公開の大ヒット映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』での演技が高く評価され、放送中のNHK大河ドラマ『光る君へ』への出演が決定するなど、最近は完全復活の気配となっていた。
不祥事でイメージがどん底に落ちた状態から「大河ドラマ出演」にまでこぎ着けたのは、事務所の力も大きかったはずだ。どのような経緯で事務所を離れるのかは不明だが、調子が上向いた途端に退所となると、どうしても世間の印象はよくない。
退所報道を受けて、ネット上では「再起に力を尽くしてくれた人たちに、後ろ足で砂をかけるようなことをして許されると思ってるんでしょうか」「ちょっと軌道にのってきたら手のひら返してもう退社ですか」「散々世話になった事務所をこんな辞め方したら、業界ではだんだん使いにくくなっていくのでは」などと厳しい意見が飛び交っている。
不祥事によるCM降板などで約7億9000万円の違約金が生じたと報じられ、本人もインタビューで「そのくらいの規模」「働いて返していく」と認めていたが、違約金問題がどうなったのかも不明のままだ。
さらに10日付の「女性自身」(光文社)WEB版は、俳優の小栗旬が社長を務める大手事務所「トライストーン・エンタテイメント」への移籍が有力視されていると報道。同事務所は田中圭、綾野剛、間宮祥太朗、坂口健太郎、赤楚衛二ら人気俳優が多数所属しており、イマージュエンターテインメントよりもはるかに規模が大きい。苦しい時期を支えてくれた中小事務所を去り、大手へ移るとなれば余計にイメージが悪くなりそうだ。
移籍をめぐり新たな問題が起きる恐れも懸念されている。先述したように10日の契約満了に伴って退所と報じられていたが、11日現在もイマージュエンターテインメントの公式サイトには「所属俳優」として伊藤のプロフィール写真が掲載されたままなのだ。事務所側がなんらかの理由で退所を認めていない可能性があり、契約トラブルなどに発展するのではと危惧されている。
最近は俳優の事務所からの独立や移籍が相次いでいたが、伊藤のケースはどこかキナ臭い印象がぬぐえず、ファンから心配の声が集まりそうだ。
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