アスリート列伝 第20回
2015年9月30日、ひとりの男が現役引退を発表した。1983年にドラフト5位指名を受けてから32年、山本昌は、中日ドラゴンズでひたむきに野球に取り組んできた。通算219勝、最多...
アスリート列伝 第19回
埼玉県庁の市民ランナー・川内優輝が大きくメディアに取り上げられるようになったのは、2011年の東京マラソンがきっかけだった。この大会で、2時間08分のタイムを叩き出し、日本人とし...
アスリート列伝 第17回
10年前のアテネ五輪から帰った時、松田丈志は悔しさをかみしめていた。400メートル自由形で、日本人として40年ぶりの決勝進出を果たした松田には、世間から多くの注目が集まった。だが...
アスリート列伝 第16回
今から30年前、甲子園を熱狂の渦に巻き込んだ2人の高校生がいた。1年の頃から強豪・PL学園のレギュラーを務め、3年間で春夏合わせて5回甲子園に出場。そのうち、優勝2回、準優勝2回...
アスリート列伝 第16回
今日から始まるプロ野球オールスターゲームで、ファン投票第1位に輝いた広島東洋カープ・前田健太には、苦い夏の経験がある。
アスリート列伝 第15回
2012年、ノースグリニッジアリーナにて行われたロンドン五輪個人総合決勝。内村航平にとって2度目のオリンピックは、「金メダル間違いなし」という期待を一身に背負った一戦だった。そん...
アスリート列伝 第14回
2010年6月29日、サッカーW杯・南アフリカ大会。パラグアイとの一戦で、日本代表はPK戦の末に敗れた。日本代表にとって初となる決勝トーナメント進出を懸けた戦いだったが、あと一歩...
アスリート列伝 第13回
元世界ランキング1位、ロジャー・フェデラーを撃破し、4月のバルセロナオープンで優勝。さらに、5月のマドリード・オープンでは、ラファエル・ナダルにあと一歩のところまで肉薄した錦織圭...
アスリート列伝 第12回
「足が遅い」「背が低い」「テクニックがない」、その上「ネガティブ思考」……と、岡崎慎司ほどスター性からかけ離れたサッカー選手もいない。香川真司と並んで立っていたら、香川ファンから...
アスリート列伝 第11回
4月23日、プロボクサー長谷川穂積が大阪城ホールのリングに立つ。対戦する相手は、スペインの王者キコ・マルチネス。長谷川にとって、3年ぶりのタイトルマッチとなる。
アスリート列伝 第10回
「『8年間で4回も優勝した』中日ドラゴンズ監督としての私の8年間について、周りの方々はそう言ってくれる。『8年間で4回も負けた』天の邪鬼のように聞こえるかもしれないが、それが私の...
アスリート列伝 第9回
葛西紀明オフィシャルブログよりアスリートの自伝・評伝から読み解く、本物の男の生き方――。 1998年に開催された長野オリンピック。スキージャンプ団体で、日本代表は2位のドイツを3...
アスリート列伝 第8回
「あと3年」 2011年のモスクワ世界選手権終了後、男子フィギュアスケーターの髙橋大輔はそう心に決めた。
アスリート列伝 第7回
2000年、モンゴルから渡ってきた7人の青年たちは、大阪・大東市に連れてこられた。「いったい、これからどんなことが待ち受けるのだろうか……」。日本語も話すことができない彼らの胸は...
アスリート列伝 第6回
今年も箱根駅伝の優勝候補に名乗りを上げている駒澤大学。10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝で2連勝した駒大にとって、今回の箱根は「学生駅伝3冠」という大記録をかけた戦いだ。こ...
アスリート列伝 第5回
芝2,500mのレースで争われる有馬記念ならば、タイムはおよそ2分30秒あまり。その一瞬一瞬に、冷静な判断力で馬を操るのが騎手の仕事だ。そんな厳しい競馬の世界で、岡部幸雄は196...
アスリート列伝 第4回
2010年、南アフリカワールドカップ。岡田武史監督率いる日本代表23人の中に、香川真司の姿はなかった。アジア最終予選にも出場していたものの、岡田監督が選んだのは彼ではなかった。香...
アスリート列伝 第3回
日本代表を初めてワールドカップに連れて行ったのも、南アフリカ大会で決勝トーナメント進出をもぎ取らせたのも彼だ。先日、中国リーグでの監督退任を発表した岡田武史監督。彼の日本サッカー...
アスリート列伝 第2回
10月19日、ボストン・レッドソックスのクローザー・上原浩治がアメリカの宙に舞った。チャンピオンシリーズで1勝3セーブ6イニング無失点の記録をマークし、MVPも受賞した上原。38...
アスリート列伝 第1回
2006年夏の甲子園、決勝に駒を進めたのは、斎藤佑樹の早稲田実業と田中将大の駒澤大学附属苫小牧高校だった。延長15回にまで及んだ両校の戦いは1対1の引き分けで決着がつかず、翌日の...