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「計画がメチャクチャに……」執行猶予中の酒井法子 暗礁に乗り上げた復帰プラン

sakainoriko_manshon0630.jpg日本中を騒がせたアノ事件から
もうすぐ丸2年。

 覚せい剤事件で執行猶予中の酒井法子の復帰プランは”棚上げ”になったのか。

 自伝の出版やニュース番組への出演に続き、4月に中国を訪問するなど事実上の芸能活動再開となっていたが、その後は動きが止まったまま。前所属事務所サンミュージックに近い関係者に聞いたところ、どうやら復帰プランをめぐって関係者間の綱引きが激化し、歯車が狂ったようなのだ。

「酒井は逮捕の影響でCM違約金など約5億円の損害賠償が発生したんですが、これをサンミュージックが肩代わり。それを取り戻すため、事件直後から”復帰をバックアップする”と公言してきたわけですが、その念頭にあったのはあくまで来年11月の執行猶予明けに向けたプロジェクトだったんです。でも、いろんな関係者が途中で割って入って、一連の動きになってしまった」

 こう話す関係者によると、酒井が逃亡したときマスコミの窓口になった”後見人”と言われる解体業会長がその一人だという。

「サンミュージックが負ったマイナスに対し、酒井は所有していた2つのマンションを売却して返済しましたが、それでも2億円足らずだったので、後見人の会長がいくらか補填したんです。これにはサンミュージックの相澤正久社長も気を良くして”酒井はあなたに任せた”と信頼を寄せていました」(同関係者)

 しかし、その後は芸能活動に慣れているわけではない後見人が”余計な仕事”を引き受けてしまったのだという。

「日刊スポーツの女性記者に”印税が入る”と焚き付けられて出したのが、あの自伝(『贖罪』朝日新聞出版)。その本を宣伝するために出演したのが『情報7daysニュースキャスター』(TBS系)です」(同)

 その自伝のセールスは発売直後こそ好調だったが、出版関係者が「5万部にも到達しなかった」と嘆く失敗作で、発売わずか2カ月という早さで格安の電子書籍化されている。推定で数百万円程度の収益しかなかったと見られていれる。

「その後も会長が、SM映画を撮りたいという関係者とかにいちいち会うものだから、その度にウワサが記事になってしまった」(同)

 これにはさすがの相澤社長も”待った”をかけたというが、その後は先の中国訪問があった。これは”日本の代理人”を名乗る芸能プロ社長が動いたものだという。

「その社長は相澤さんとも古い付き合いがあって、あくまでボランティアだからと言われ了解したのですが、びっくりしたのは現地で1億円というギャラが報じられたことでした。これは社長が中国共産党幹部を身近に持つ中国人プロモーターと仕掛けたビジネスで、おそらく”1億円”は彼らが手にした額だと思われます」(同)

 さすがに相澤社長も他人に委ねることをやめ、酒井の動きが止まっているのだという。

「何しろ、小室哲哉との共演コンサートで10億円の収益が見込めるなんて怪しい話もありましたからね。金にもならない動きで”復帰カード”を使ってしまったので、再びインパクトを示すには、しばらくおとなしくするしかないでしょう」(同)

 この関係者の話だけでは真相は分からないが、”復帰は早い”という反感も聞かれただけに、中途半端な露出が酒井にとってプラスに働かなかったのは確かだろう。
(文=鈴木雅久)

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最終更新:2013/09/12 16:04
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