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復讐か、弔いか──中国“女好き”夫の葬儀にビキニ美女ダンサーを呼んだ妻の真意とは
2015/04/23 19:00
中国 東アジアニュース
「怖くないの? 興奮して棺桶から出てくるわよ」
「台湾でよかったな。もし大陸だったら、罵られるなんてもんじゃ済まないよ」
「奥さん恨んでたんじゃないのか。死んだら女遊びもできないからな。この日が来るのを、ずっと待っていたみたいだ」
「俺も美女が好きだ。生をしっかりかみしめながら、たくさん美女を見るよ!」
「2人とも一緒に埋葬してやれよ」
こちらは福建省の大富豪の葬列の様子。同じくダンサーたちが踊っている
愛した夫のために、というのは建前で、実は女遊びが好きな夫を恨んでいたのではないかというコメントが多く見られた。また、不謹慎であるといった意見も。死んでまでセクシーダンスを見られるなんてうらやましい、という声もあり、今後このような葬儀を希望する人が増えるかもしれない。
台湾だけではなく、大陸でも同様の例がある。2014年に話題となった福建省長楽市の大富豪の葬儀では、大きなスピーカーとセクシーダンサーを搭載したトラックが大葬列に加わったという。台湾やその対岸の福建省では、大陸とは違って葬儀の風習も独特なようだ。
(文=棟方笙子)
最終更新:2015/04/23 19:00