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有村架純がグラドル姉と初共演!? 新“月9”に漂う不安と、関係者が恐れる「フジテレビの暴走」

itukakonokoi0106.jpg『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』公式サイト(フジテレビ系)

 1月18日にスタートする月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)。予告編を見た限りでは、不遇の若者たちのシリアスな恋模様という印象だ。民放の連続ドラマ初主演となる有村架純に高良健吾、高畑充希に坂口健太郎と、若手の注目株が多数出演することで早くも注目を集めている同作。

 脚本を務めるのは『東京ラブストーリー』からちょうど25年となる坂元裕二氏を起用。「大人がハマる本格派ラブストーリー、泣けるラブストーリー」とのことだが、このキャッチコピーの時点ですでに少し不安である。

「低迷を続けるフジテレビの中で、今回の坂元氏の起用は『原点回帰』というよりは『あの頃よもう一度』というイメージしか湧かないのが悲しいところ。今と25年前では時代も違いますし、“若い視聴者が熱狂できるようなラブストーリー”という似たようなキャッチコピーのもとに製作された『恋仲』が、大惨敗を喫した例も記憶に新しい。まあ、『恋仲』は本田翼と福士蒼汰が主演で、そのつたない演技が酷評された面もありましたが、『いつか~』に関してはその心配は薄いのでまだマシかと……」(芸能関係者)

 なんとも信頼の置けない『いつか~』。有村や高良の演技にはそれほど心配はないようだが、問題はやはり「脚本」ということか。

 ただ、最大の不安は単に坂元氏が書き下ろした脚本ではなく、右往左往する「フジのドラマ制作スタッフ」だと、関係者は断言する。

「年明け最初の月9ドラマですし、初回視聴率はそこそこ取れるかもしれませんが、その後はまったく読めません。昨今の月9の凋落を考えれば、ややマイナスな予測をするのも仕方がないでしょう。もし仮に視聴率が回を追うごとに低迷していった場合、あせったフジテレビ側が“奇妙”かつ“的外れ”な『テコ入れ』をかます可能性は大いにあるでしょう。そのためのオリジナルストーリーなんて話も……。『恋仲』でも、最終回で無駄な“生放送”を入れたことで視聴者から盛大にブーイングを受けました。自信を失った今のフジは、視聴率に一喜一憂して冷静な判断ができる状況ではなく、それが一番の“地雷”といえるのでは」(同)

 ネット上には、低視聴率の場合、有村の実姉であるグラビアアイドルの新井ゆうこをサプライズ出演させるのではという憶測も飛び出している。「あれ、シリアスドラマにサプライズとかいるの?」と思ってしまうが、今のフジテレビならやりかねない。なんとか、期待に応えるような名作に仕上げてほしい。

最終更新:2016/01/06 16:00
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