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清原和博被告と“シャブ仲間”報道の長渕剛、被災地にエールも「このタイミングで使って大丈夫?」

nagabuchi0427長渕剛オフィシャルサイトより

「このタイミングで出しちゃって大丈夫なのか? と思いましたよ」

 そう語るのは、テレビ関係者だ。歌手の長渕剛が23日、TOKYO FMで緊急特別番組『長渕剛 届け!九州へ!!』に出演し、熊本地震の被災者にエールを送った。

 2014年10月から15年3月まで期間限定番組『長渕LOCKS!』を担当した縁で、同局プロデューサーに「何かできないか」と長渕が直訴し、実現。オンエアでは「FMの電波を飛ばしたり、歌ったりするから、ほんの一時でも耳を傾けられたら、やってみてくれ」と、被災地を励ます歌をギターで弾き語りした。


 また、熊本城前で撮影した映画の思い出を語り、城が壊れていく映像に「自分が壊れていくようで、『くそー、冗談じゃねえ』と思った」と悲痛な叫びを上げていた。

 長渕といえば、2011年3月に発生した東日本大震災でも被災地に何度も足を運び、鎮魂歌「ひとつ」を書き上げるなど、復興活動に熱心なことで知られる。

 だが、今年2月に元プロ野球選手・清原和博被告が覚せい剤取締法違反の罪で逮捕されると、一部週刊誌で“シャブ仲間”と実名報道された。

「長渕サイドは完全否定していますが、あの報道以降、テレビなどでは“要注意人物”として扱われることになりました。ある雑誌でインタビューが掲載されたこともありましたが、それは週刊誌で実名が報じられる以前に取材されたもの。『危なくて使えない』というのが実情でした」(同)

 事実、東日本大震災から5年目の今年、震災特番で長渕の姿を確認することはできなかった。

「もちろんオファーはあったそうですが、一連の薬物疑惑で一気に(テレビ局が)引いたそうです」とは別のテレビ関係者。

 そんな状況下でのラジオ出演だけに、心配の声が上がるのも当然だ。

「27日には、清原被告に薬物を譲り渡した疑いで起訴された売人の初公判が控えている。来月17日には清原被告本人の裁判も開かれる。万が一、長渕さんの名前が法廷で出れば、さかのぼって、ラジオ局が叩かれる可能性もある。よく出したなぁというのが、正直な感想ですね」(社会部記者)

 長渕の被災地を想う気持ちは、本物だが……。

最終更新:2016/04/27 10:00
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