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相楽樹と石井裕也監督の“できちゃった婚”に波紋……所属事務所は怒り心頭!?

相楽樹オフィシャルサイトより

 新進気鋭の若手女優・相楽樹が、映画監督の石井裕也と、“できちゃった婚”していたことが21日に明らかになった。

 本来、妊娠も結婚もおめでたいはずなのだが、相楽の周辺では、どうにも手放しで素直に喜べない関係者がいるようなのだ。

 相楽は中学3年生のときに、原宿でスカウトされ、イトーカンパニーに籍を置いた。2010年に15歳で女優デビューしたが、なかなか芽が出ることはなかった。11年から出しているDVD『同級生』シリーズ(マックス、晋遊舎)では、当時高校生ながら、水着姿にチャレンジするなどしていた“苦労人”だ。

 転機となったのは、16年前期のNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』。同ドラマで相楽は、主人公・小橋常子(高畑充希)の妹・鞠子役を演じて、ようやく脚光を浴びた。

 その後は、『嫌われる勇気』(フジテレビ系)、『3人のパパ』(TBS系)などの連ドラにレギュラー出演。昨年3月には、ドラマ『こんにちは、女優の相楽樹です。』(テレビ東京系)に、本人役で主演。「JAL 浪漫旅行」「チョーヤ梅酒」など、大手企業のCMにも出演するようになった。映画界では、『スリリングな日常「不審者」』(16年)で主演に抜擢され、今秋公開予定の『ふたつの昨日と僕の未来』ではヒロインに起用されるなど、上昇気流に乗っている女優だ。

「相楽はまだ23歳です。やっと売れるようになって、まさに今ブレークを果たそうとしている大事な時期。15歳のときから面倒を見てきた事務所としては、同じ事務所の蒼井優に続く、“演技派女優”として、これからの活躍を期待していたはずなんです。ところが、こんな大事なときに、“できちゃった婚”となれば、たまらないのではないでしょうか?」(芸能プロ関係者)

 それだけではなく、さらに事務所の怒りを買ったといわれるのが、相楽が自身のブログに記した内容だ。相楽は21日付で、「いつも応援してくださってるみなさまへ。私事ではございますが、この度石井裕也さんと入籍いたしました。新しい命も授かることができ、現在は穏やかな日々を過ごしております。これからの人生を彼と共に過ごし、家庭を守っていきたいと思います。まだまだ未熟な私でありますが、これからも周りの方々への感謝の気持ちを忘れずに毎日を大切に過ごしてまいりたいと思います」と投稿。

「家庭を守っていきたいと思います」と言い切っていることから、当分は“主婦業”に専念する意向であることは明らか。のみならず、どこにも仕事の話が書かれていないため、事実上の“引退宣言”と受け取れなくもないのだ。そうなってしまうと、相楽に、これから稼いでほしかった事務所にとっては、由々しき問題だ。

 相手の石井監督は、「第36回ブルーリボン賞」の監督賞を受賞するなど、大いに評価された映画『川の底からこんにちは』の主演女優だった満島ひかりと、10年10月に結婚。16年に離婚したが、結婚当時、満島はまだ24歳で、「将来有望な若手女優に手を出す習性がある人」と言われても、否定できそうにない。

 満島の場合、子どもをもうけなかったため、結婚後も女優として活躍してきたが、相楽は長期休業が濃厚なのだろう。しかも、このまま引退の可能性も考えられるだけに、事務所側も素直に祝福とはいきそうにない。

「相楽の事務所には、蒼井のほか、ともさかりえ、金子ノブアキ、落合モトキといった役者が所属していますが、当面石井が監督を務める映画に、所属タレントは出演させないといった、“抗議行動”が起こりかねないでしょうね」(前出関係者)

 おめでたい話なのに、なんともややこしいことになったものだ。

(文=田中七男)

最終更新:2018/06/27 12:00
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