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三津谷葉子が『メタル侍』で”女王様”に開眼しちゃった!?

mitsuyayoukometalsamurai.jpg「ドSキャラってテンション上がります」(三津谷)。時代劇のお約束をギャグ化する大胆なドラマ『メタル侍』。
最近女っぽさを増してきた三津谷葉子が、”和製キャメロン・ディアス”ばりのおバカ演技を披露してます!

 芸能生活10周年を迎えた女優・三津谷葉子。11月19日にDVDがリリースされるコメディ時代劇『メタル侍』では、青い目の謎のヒーロー・メタル侍(ゲイリー・ジェイ・コフマン)に惚れるヒロイン・おみつ役を演じている。ミニスカ風の丈の短い着物姿が色っぽいのだ。

三津谷 「時代劇で有名な京都撮影所は初めてで、最初は緊張していたんですが、ベテランスタッフの皆さんが温かくて。撮影が進むにつれ、着物の丈がどんどん短くなっていくのには驚いたけど、現場が楽しかったから深く考えるのはヤメて(笑)、もう、はっちゃけました!」

 ところで、さっきからウロウロしているTシャツ姿の男性が気になるけど、葉子ちゃんのマネージャー? あ、『メタル侍』の兼﨑涼介監督ですか。失礼しました。京都撮影所では珍しい若手の監督なんですね?

兼﨑 「演出部では一番年下です(笑)。今回はネット配信の時代劇パロディということで、ふだんできないことを徹底的にやりました。最初は年配のスタッフから小言も言われましたけど、作風がわかってからは役者陣もスタッフも面白がっちゃって。現場で出たアイデアにその場で即対応できるのも、長年のスタッフワークが息づいている撮影所だからこそ。おかげで、当初の予定より、かなり暴走した内容に膨れ上がりました」

 ネットではすでに全13話が配信済み。話数が進むにつれて、大林宣彦監督の『転校生』へのオマージュなど、なんでもありの異次元ファンタジーへと変貌。しかし意外や意外、最終回が近づくと、本格的ラブストーリーとしてクライマックスを迎えるので気が抜けない。

三津谷 「おみつはドSキャラ。男優の方にムチを振るうシーンでは、すっごくテンションが上がってしまいました(笑)。『メタル侍』は、女優としての新しい可能性を引き出してくれたお気に入りの作品なんです」

 じゃあ、三津谷葉子芸能生活10周年記念作品『メタル侍』ってことでいい?

三津谷 「私的には全然OKですよ! 何かご不満でも?」

 葉子ちゃんの、ちょっぴりムッとした表情も、ステキです。
(長野辰次/「サイゾー」11月号より)

『メタル侍』
ネット配信用に全13話が製作された短編時代劇シリーズ。町娘のおみつ(三津谷葉子)は毎回のように腹黒い越後屋にさらわれ、ヘビメタ殺法を使う謎のメタル侍に助けられる。おみつの帯くるくる解き、入浴シーンなどセクシーシーン満載。11月19日に第1話と第2話を収録したDVD第壱巻が発売される。
脚本・監督/兼﨑涼介 出演/ゲイリー・ジェイ・コフマン、三津谷葉子、国木田かっぱ ほか 発売/コロムビアミュージックエンタテインメント http://columbia.jp/metalsamurai/

みつや・ようこ
1984年、埼玉県生まれ。ホリプロタレントスカウトキャラバンで優秀賞を受賞し、芸能界に。映画『東京大学物語』『クールディメンション』『ITバブルと寝た女たち』などに主演。現在オンエア中の『ケータイ捜査官7』(テレビ東京系)にもレギュラー出演している。

かねさき・りょうすけ
1975年、山口県生まれ。映画『Red Shadow 赤影』の助監督を務めたのをきっかけに、00年より東映京都撮影所に入所。『桃太郎侍』(テレビ朝日系)ほか数多くの時代劇に参加している。07年に所内公募で企画が通り、『メタル侍』で監督デビューを果たした。

メタル侍 壱巻

11月19日発売です。

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最終更新:2008/10/23 16:00
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