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【AKB48総選挙徹底分析 Vol.02】「絶対に夢をあきらめません」それぞれの人生劇場

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 AKB48″涙の祭典”第3回選抜総選挙「AKB48 22ndシングル選抜総選挙『今年もガチです』」が6月9日に幕を閉じた。今回は,、惜しくもメディアに優先的に出演できる「メディア選抜」は逃したものの、選抜メンバーの地位を獲得したメンバーたちの言葉を独自の分析を交えてレポートする。DiVAの秋元才加、増田有華の飛躍、昨年圏外から19位に躍り出た横山由依のメッセージなどメンバーの胸に去来した思いの真相に迫る。

【AKB48総選挙徹底分析 Vol.01】1~12位についてはこちらから

■13位 27,957票 AKB48 チームB 北原里英(09年13位、10年16位)

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 ”脱ネガティブ”を誓った北原が、昨年より3ランクアップし、一昨年とタイに。「去年よりもたくさんの票を獲得できたことがうれしくて、私のことを応援してくれる方がこんなにいるということが幸せです。13位という順位を胸に、13位以上の活躍ができるよう頑張っていきます」とコメント。じゃんけん大会の裏側に密着したドキュメンタリーDVD『リアル』で見せた感受性の強さも人気を後押しした。

■14位 27,804票 SKE48 チームS 松井珠理奈(09年19位、10年10位)

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 SKE48の若きエースに突き付けられた順位は年齢と同じ14という数字だった。そんな彼女の口から出たのは4回もの「感謝」という言葉。「総選挙が近づくにつれて不安になったり、去年よりも1つでもいいから上に行きたいという気持ちが大きくなっていきました。それよりも順位じゃなくて、私を応援して支えてくれているみなさんに感謝の気持ちを笑顔でお伝えすることができたらすごく幸せだなと思いました」と決意の弁。総選挙で初めて順位で松井玲奈に敗れたが、ブログで「れなちゃんも10位だしね! メディア選抜として、私ができないぶんまで、SKEの魅力をアピールしてきてほしいです!」と思いを託した。SKE48の看板を背負う14歳のその双肩に託された重責をはあまりに大きい。だが、チームSの円陣の掛け声にも登場する「感謝」の気持ちがある限り彼女は、これからもどんな試練にも打ち勝っていくはずだ。

■15位 26,070票 AKB48 チームK 峯岸みなみ(09年16位、10年14位)

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 「総選挙ではこの順位ですが、私のことを『一番だよ』『応援してるよ』という人たちがいるという何よりも大切なことを教えてくれたので、その大切なことを忘れずに頑張ります」とコメント。ノースリーブスとしての峯岸のソロ曲「私は私」の歌詞のように、自分らしさを大切に、テレビに出る機会を増やしていってほしい。

■16位 22,857票 AKB48 チームB 河西智美(09年10位、10年12位)

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 この1年は理由はあったとしても握手会への遅刻が目立ってしまった河西智美。だが、彼女が歌やダンスに高い志を抱いていることは知られている。「私は、本当にAKBが大好きだし、メンバーもスタッフさんも、そして皆さんが本当に大好きです。だから私は絶対に夢をあきらめません。これからも私を応援していてください」と語り、彼女の夢である「ステージで歌い続ける」をことを強調した。河西は総選挙で「選抜に入ったら初のソロ写真集を出したいなと思っています」と明かしている。倉持明日香から『AKB48のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で「歩くエロス」と評された彼女の小悪魔っぷりが発揮された写真集の発売に期待。

■17位 17,154票 AKB48 チームK 秋元才加(09年12位、10年17位)

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 この1年は試練の年だった秋元才加。だが、速報23位から6ランクアップで選抜復帰を果たした。チームKキャプテンながら選抜メンバーからは漏れることが多い秋元才加だが、過去2年総選挙のたびに選抜に復帰しており、それは今年も継続された。「昨年は本当にいろんなことがあって、AKB48としても皆さんに迷惑や心配を掛けてしまった。でもそんなときでも、メンバーやファンの皆さんがすごく支えてくれて……この1年間本当に皆さんに支えられているんだなとあらためて実感することができました」とコメント。確かに彼女には誤解を受ける出来事があったかもしれない。だが、それを自ら受け止め、謝罪し、傷つきながらも自分の信じる道を進んでいく彼女が、人を魅きつける力があるのだろう。速報23位での1,502票から17位での17,154票と、その伸びは11.42倍という今回のメンバー最高の伸び率を示した。

■18位 16,574票 AKB48 チームB 佐藤亜美菜(チームB:09年8位、10年18位)

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 09年は8位で初選抜となり「テレビや雑誌で見るAKBの子たちみたいにキラキラできないから、貢献できてないと思ってて……」と大号泣した亜美菜。昨年18位を経て今年は笑顔で壇上に上がることを宣言。「18位という素晴らしい順位をもらって選抜に入った今、自分がやらなければならないことを一生懸命やって、皆さんに『亜美菜に投票してよかった』って思っていただけるよう頑張っていきます」と晴れがましい笑顔で堂々と宣言し、その成長をうかがわせた。

■19位 16,455票 AKB48 チームK 横山由依(09年未加入、10年圏外)

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 チームK昇格、Not yet参加とメディア出演の増加というプッシュによってファンと同時にアンチも急増した横山由依。壇上で倒れそうになりながら、「たくさんのチャンスを頂いて、この場では伝えきれないくらいうれしくて……。19位という順位にふさわしい人になれるよう、投票してくださった皆さんに恩返ししていけるように頑張っていきたいと思います」と語った。号泣しながら絞り出したその一言一言には、彼女のAKB48への思いの深さをうかがわせた。

■20位 14,137票 AKB48 チームB 増田有華(09年25位、10年25位)

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 昨年10月の『AKB48秋祭り』でのカラオケ大会での1位、DiVAでの活動を経て、歌姫・増田有華が選抜入り。「私はこのステージでトロフィーを持つことに憧れていました。『選抜に入りたい?』と言われると強がりなのでいつも『自分らしくいられればいい』と強がっていました。これからはAKB48、そして新しく誕生したユニットのDiVAの一員として皆さんの心に響くような歌を届けられるように、自分をそして皆さんを信じて頑張ります」と決意表明。歌のポテンシャルは高いものの、これまで決して恵まれた状況にいたとは言い難かった彼女が、演技を経験したことで、歌にさらなる表現力を増し、新たなファンを増やした。

■21位 12,387票 AKB48 チームA 倉持明日香(09年21位、10年23位)

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 選抜当落線上に咲く”AKB48のくびれの女王”が再び選抜入り。「正直この時期になると毎年すごく不安で、ファンの皆さんから『僕たちがついている』『心配しないで』と温かい言葉を頂いて、本当に幸せでした。この21位という順位を私は誇りに思って、また明日から1年皆さんのために、自分のために精いっぱい頑張っていきます」とコメント。体調を崩せば怒る厳しい父・元プロ野球選手の倉持明氏から厳しいしつけを受け、総選挙後には、「ファン1号」として激励のメールをくれた優しい母に支えられ、7月には初の主演舞台に挑む。
(文=本城零次<http://ameblo.jp/iiwake-lazy/>)

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最終更新:2013/09/12 21:06
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