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“軟式globe”パーク・マンサーがダンススクールの校長に!? EXILE、千原せいじとの意外なカンケイ

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■一夜にして普通に街を歩けなくなった

――本家のglobeは好きだったんですか?

「あんまり知らなかったです(笑)。地元が田舎なもんで、地上波のテレビで見られるダンスってTKサウンドが多かったんですけど、globeさんってダンサーいないじゃないですか?(笑) だからSAMさんのマネをしてみたり、安室ちゃんのバックダンサーに憧れたり……」

――マーク・パンサーには憧れなかったんですか?

「それはまあ……いい人だと思いますけど(笑)。当時みんな“なんで白髪のおじちゃんがラップしてるんだろう”って思ってたんじゃないですかね(笑)。でも、一応パーク・マンサーをやる時には意識しました」

――どこを意識したんですか!? 髪形から何から全然違うじゃないですか!

「アレは当時、ダンシング刑事っていうユニットをやっていたので、それ用の髪形なんですよ。松田優作をイメージしたアフロに、それだけじゃ面白くないから、前髪だけストレートにして……。全然関係のない髪形でマーク・パンサー役をやっていたというのもウケたんじゃないですかね。それに『キムタクみたいになりたいと思って東京に出てきたのに、どうしてこんな変なことやってるんだろう』という葛藤もあり……その感じがまた面白がられたのかもしれないですけど(笑)」

――番組がオンエアされてから、生活は変わりましたか?

「いやー、一夜にして普通に街を歩けなくなりましたよ。金は全然持ってないのに、異常なほど知名度だけ上がっちゃって。まだ普通にアルバイトしてましたからね。それに、いろんな人が寄ってくるようになりました。あの時、もっと遊んどけばよかったですよ……当時はまだ業界のことが分かってなかったので、全然遊べませんでしたね」

――いきなりそんな有名になって、有頂天になったりはしなかったんですか?

「完全に天狗でしたね(笑)。番組に出た瞬間にガーッと人気が出て、でも1クールくらいで『もう無理だなー』と思って。なんとか面白くしようといろいろ試行錯誤はしていたんですが、それでも10回くらいやったら、明らかにお客さんが盛り下がってるのが分かっちゃったんですよ。『もう、このネタを続けてても無理だなー』って」

――まあ、globeの替え歌に限定された中でやっていくのは、なかなか難しいですよね。

「『アホだな』という曲でやれる動きもネタも、やり尽くしちゃったのかもしれません。しかも番組の特性上、あのキャラでほかの番組に出るわけにもいかなかったので。だから人気がなくなって消えていったわけではなく、自分から辞めさせてもらったんです」

――ほかの番組に出てなかったとは思いませんでした。とにかくインパクトは強かったですから、妙に記憶に残ってますよ。

「たぶん『学校へ行こう!』にも、20回くらいしか出てないんじゃないかと思います。でも、いまだにこれだけ覚えてもらっているというのはありがたいですね。パーク・マンサーとしての活動をやめてからも、しばらくはパーク・マンサーとしか見られませんでしたから。……今はルックスも全然変わっちゃったんで、こっちから言わないと気付かれませんけど」

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