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『花咲舞』『ルーズヴェルト』池井戸ドラマが好調、あゆ主題歌に臆測、ジャニーズ大惨敗……春ドラマ総まとめ

hanasaki0410.JPG日本テレビ『花咲舞が黙っていない』番組サイトより

 続々と最終回を迎え、ついに出そろった4月クールの連ドラ視聴率。一部では「視聴率なんて、録画分は入ってないから意味ないし」「視聴率で評価すること自体、時代錯誤」なんてごもっともな意見も上がっておりますが、テレビ局にとってはいまだに視聴率がすべて。悲しいかな、0.1%の差でスポンサー料が大きく変わったり、スタッフが土下座せんばかりに謝ったりするシビアな世界なんです……。

 というわけで、テレビ局員の悲喜こもごもを想像しながら、春ドラマを振り返っていきましょう。

■『半沢直樹』便乗ドラマがワン・ツー!

 まず、平均視聴率のトップ10は以下の通り(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

1位『花咲舞が黙っていない』(日本テレビ系)16.1%
2位『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)14.5%
3位『続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)12.8%
4位『BORDER』(テレビ朝日系)12.2%
5位『アリスの棘』(TBS系)11.0%
6位『MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~』(TBS系)10.8%
7位『ビター・ブラッド~最悪で最強の親子刑事~』(フジテレビ系)10.7%
8位『極悪がんぼ』(フジテレビ系)9.9%
9位『弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日本テレビ系)9.8%
10位『死神くん』(テレビ朝日系)9.7%

 トップは、杏主演の銀行ドラマ『花咲舞が黙ってない』。最終回で過去最高の18.3%を叩き出し、全話平均でも今期唯一の15%超えを果たした。

 『半沢直樹』(TBS系)と同じく池井戸潤氏が原作であるため、当初は「半沢と比べると、物足りない」「女版・半沢を期待してたけど、違った」という声も目立った。しかし、次第に視聴者に受け入れられ、むしろ半沢テイストの強い『ルーズヴェルト・ゲーム』よりも安定した人気を誇っていた。

 視聴者からは「『こんな話、現実ではありえない』と思いながらも、毎週見てしまう」「中身が薄い気もするけど、毎週見るにはこれくらいが丁度いい」「インパクト薄いけど、単純明快だからつい見ちゃう」などと、多少の不満を漏らしながらも「欠かさず見てしまう」といった声が多かった。

 一方、同じく池井戸氏原作の『ルーズヴェルト・ゲーム』は、2位。『半沢直樹』のスタッフが再集結し、前作を超える豪華キャストと制作費を投入。「20%超え確実」などといわれていたが、実際の数字は『半沢直樹』の半分ほど。『半沢直樹』と主演・堺雅人のモンスターぶりが、あらためて際立つ結果となった。

 最終回では、約45分にわたり野球シーンが続いたため、一部から「野球のシーンが長すぎて残念でした」「野球に興味のない私に、この最終回はつらかった……」という声が噴出。しかし、ハッピーエンドとなった大筋については「最後までいいドラマだった」「最高の終わり方」という称賛の声が相次いだ。

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