日刊サイゾー トップ > インタビュー  > バ吾語る、D関の「引き寄せ力」
ダイナマイト関西2014DVD発売記念

祝15周年! バッファロー吾郎が語る「大喜利暗黒期と、ダイナマイト関西の“引き寄せ力”」

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――出場者の面々にも、ダイナマイト関西というイベントの“引き寄せ力”のようなものを感じます。

A ずんのお2人は前から知っていたし、好きですし、「週末の大人会」というおっさんらが集まっての普通の飲み会でも定期的に会っていたんですけど、そこでふとね、「よかったら出てくれませんか?」って聞いてみたんですよ。そうしたら、即答で「ぜひ」と。普通こうはなりませんよ。忙しい人らですし、事務所通してスケジュール調整してってやってたら、アウトだったかもしれない。そして飯尾さんのブロックには昔から出てくれている麒麟の川島とか(伊藤)修子とか(田村)亮がいて、なんかもう感慨深いんですよ。今回はリーグ戦なので、決勝で見られるか分からないから、まずは同じリーグで戦わせようとか、ちょっとした狙いもあったんですよ。たとえば、ロバート秋山とインパルス板倉を一緒にしたり。

――お2人が見たい組み合わせを。

A 放送作家のせきしろさんと(ピース)又吉、せきしろさんと(オードリー)若林というのも、2人がブレークするずっと前から一緒にライブを作ってきた師弟みたいな関係ですからね。

竹若 もしかしたら、決勝よりも予選のほうがドラマチックだったかもしれない(笑)。お互いの思いが強くて。

――予選リーグの、あのせきしろさんの涙も……。

A そこまでの経緯を知ってるから余計にこっちもね、泣きそうになります。せきしろさんは正直、あの2人とは一緒にやりたくなかったでしょうが。

竹若 こっちが見たいと(笑)。

A あとは、15年間とことん付き合ってくれたコバ(ケンドーコバヤシ)とか……もう挙げたらキリがないですけど。

――すべてに思い入れがあるのですね。

A だから決勝で飯尾さんと若林が対戦したというのが、逆にすごく新鮮だった。完全に一観客として見てました。このイベントが、ここに着地したんやな~と。

どんな人気芸人でも、負けたら悔しい

――竹若さんはプレイヤーとしても参加されていますが、舞台上ではどんなことを考えていましたか?

竹若 (博多)大吉君が、久しぶりに悔しそうな顔をしていたのが僕は印象に残っていますね(笑)。大吉君は昔から出てもらってるんですけど、当時はまだお客さんも大吉君の人となりが分からないから、良い答えを出しても反応が薄いことが多くて。そういうときは苦虫をかんだような表情をしてたんですよ。でも、大吉君の名が浸透するに従ってもともと面白かった部分も受け入れられて、2013年の大会では優勝もしてね。そんな大吉君が見せたあの表情。ファイターとしての一面が、チラッと覗いたんでしょう。

――あのクールな大吉先生が。

竹若 どんな人気芸人になっても、負けたら悔しいねんなっていうのがどの芸人さんにも見えて、すごく気持ちが引き締まりましたね。たとえ一発勝負じゃないとしても、やっぱり芸人にとってはどんな相手でも負けたくない。そういう気持ちがないと、リーグ戦は成立せえへんとも思いました。

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