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携帯を捨てて、歯も抜いて……

歌舞伎町激震! “元アウトローのカリスマ”瓜田純士が「ヒキオタニート」になっちゃった!?

urita121703.jpg引きこもり生活の中で思いついた言葉を、忘れないように書き残す。

――この人がたい焼きなんか買うわけない、と。

純士 きっと、そう思われるんでしょうね。僕の番が来てるのに、店の人は次の人を見て「何にしますか?」って言うんですよ。「ここは帽子屋の列ではありません」と僕に言うと恥をかかせてしまい怒鳴られそうだから、あえて僕を無視することで、それを悟らせようとする。

――そんなとき、瓜田さんはどうするんですか?

純士 歯がないんで、大声を出すと空気が漏れちゃいますから、腕を組んだまま店員に顔を近づけて、「アンコ2つと、カスタード1つ」みたいなことをポツリと小声で言いますね。端から見たら完全に、隠語を使ったヤクの取引ですよ(笑)。

――それにしても、甘いものを食べても太らないのはうらやましい。

純士 僕は戦場のナルシシストであり、軍事ナルシシストでもありますからね。一歩外に出ればオーディションですから、どんな世界からいつオファーが来るかわからない。そんなとき、「行ってやってもいいぜ」と上から言いたい僕は、ルックスには常に気を使っています。

――夏にインタビューしたときは、「おしゃれ感とか、ファッション性とかは、もう自分には必要ない」と言っていたような……。

純士 「瓜田純士」という四字熟語は、「ぜんげんてっかい」と読みますから。

麗子 もうホント、毎日言ってることがコロコロ変わるんですよ(笑)。「タトゥーは卒業」と言った翌日に、新たなタトゥーを入れようとしたり……。

純士 卒業というのは、仮に新たなタトゥーを入れても、タトゥーは古いと思える自分でありたいっていう意味。だって居酒屋でトイレから戻ったときに、テーブルの上のお通しの皿が1個か2個増えてたとして、気付きます? 気付かないでしょう。僕のタトゥーも同じこと。今さら一個増えようが増えまいが、もはやどうでもいいことなんです。

――しかし、ここまでタトゥーまみれだと、日常のいろんな場面で苦労するのでは?

純士 日本では僕みたいなキワモノは無視されがちですが、海外では違いますよ。8月にヤマーンとマレーシアへ新婚旅行に出かけたんですが、そのときは空港を下りた瞬間から僕はハイパー人気者で、知らない外人が僕のもとへブワーッと殺到してきましたから。

麗子 マレーシアのどこへ行っても、終始、握手攻めや写真攻めに遭っていたよね。警官や空港職員の方からも記念撮影を求められたり。

純士 瓜田純士の名はマレーシアにも轟いていたのかと思いきや、そうじゃなくて、向こうはタトゥー先進国だから、僕のこういう見た目も好意的に受け止めてくれるんですよ。ただ、スター気取りで浮かれていたら、好事魔多しで、ヤマーンがパスポートを落としまして……。

麗子 落としたんちゃうで! スラれたんやで!

純士 どっちにせよ、困った話だという……。しかも、ちょうどパブリックホリデーに重なったもんだから、大使館などの公的機関がお休みで、パスポートの再発行に手間取って、あやうく帰りの飛行機に間に合わず、日本へ帰れなくなるところでした。

麗子 ああいうときの純士は、ホンマに頼りになるな。本来なら絶対に間に合わないような各種手続きも、この見た目と押しの強さで突破して、ことごとくなんとかしてしまうんですよ。

純士 閉まりかけのゲートに足を突っ込んで、人波を強引に押し分けて、片言の英語で「今日のフライトで帰らないとホテルもないしカネもないんだ!」と身ぶり手ぶりも交えつつアピールしてたら、パッションが伝わって、係の人が険しい顔をしながらもスタンプを押してくれたり。そしてこの奇抜な見た目ゆえか、現地の優しい人たちが次から次へと救いの手を差し伸べてくれたり、いかつい連中も道を空けてくれたりして、どうにかこうにか出国できました。キャラは身を助ける、と思いましたね。

麗子 ホンマやな。

純士 僕はああいうピンチに追い込まれると「できないことはない」というアドレナリンというか、瓜田パワーみたいなものが出てくるんですけど、一方のヤマーンは、不安のキャパを超えると「寝る」という必殺技を繰り出すんですよ(笑)。例えば、イミグレーションの受付終了時刻までにタクシーが間に合いそうにないっていう場面では、僕は「マイナスのことを考えるな、今日帰れるということだけ考えろ、俺を信じろ」と励まし続けていたんですが、全然反応がないから横を見たら、ヤマーンは寝息を立てていた。

麗子 (笑)

純士 ようやく空港入りしたあとも、「飛行機に乗るまで油断するな、ここで並んでジッとしてろ、無駄な動きをするな」と指示したのに、ふと目を離したら、ヤマーンはマッサージ店でマッサージを受けながら、気持ちよさそうに寝てるんです。あのときは殺意が芽生えました。

麗子 とかなんとか言いつつ、私の不安を取り除こうと、純士はあえて平気な顔して笑わせてくれたり、強気に振る舞ってくれたり、いろいろと気を使ってくれていたみたいですね。

純士 2人しかいないときに、どっちも不安になってたらダメだから。どっちかが強気じゃないと。

――非常にバランス良好でお似合いなご夫婦だと思いますが、そもそもお2人は、いつどこで知り合ったんですか?

純士 出会ったのは、今からちょうど1年くらい前ですかね。

麗子 去年の12月22日やね。

純士 そう、その日の晩に新宿二丁目の交差点で僕が佇んでいたら、いきなり背後からこの人がタックルしてきた。それが冗談抜きで、最初の出会いなんですよ。後ろから不良に殴られた経験は何度かあるけど、後ろから女にタックルされたのは初めて。タックルという名の逆ナンですね、あれは。

麗子 逆ナンちゃうわ! あの晩、私は、ゲイの男友達とレズの女友達と一緒に二丁目で飲んでいたんですけど、全然楽しくなくて。こんな無駄な時間を過ごしたくないと思って、その店から逃げ出して、違う店めがけてひとりで走ってる最中に、たまたま勢い余って、この人にぶつかってしまったんです。

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