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“キム・ヨナの亡霊”から逃れられない韓国フィギュア界……4大陸大会も、注目は「横断幕問題」だけ!?

81TSS1uMoSL._0214.jpg『キム・ヨナ~銀盤の女王』(ユニバーサル ミュージック クラシック)

 2月12~15日まで、韓国の首都ソウルの木洞アイスリンクで行われているフィギュアスケートの4大陸選手権。羽生結弦は不参加だが、男子は宇野昌麿、女子は宮原知子など次世代スターが出場することもあってフジテレビで独占放送されるなど注目度が高いが、韓国でも関心が集まっている。 

 何しろ、韓国で同大会が開かれるのは5年ぶりのこと。フュギュアの国際大会が開かれることがめったにないだけに、3年後に控えた平昌冬季オリンピックに向けた予行練習の一つとして捉えられている。しかも、欧州を除くアジア、アメリカなど4大陸の選手たちだけで競われる大会ということで、ソチ五輪金メダルのアデリナ・ソトニコワらロシア勢の出場がないため、男女ともにメダル獲得が期待できるのでは、という目算もある。

 もっとも、その期待に応えられそうな選手がいないに等しいというのが正直なところでもある。“韓国男子フィギュアの2トップ”とされるイ・ジュンヒョンとキム・ジンソの昨年の同大会順位は14位と16位と、トップ10入りすらできずにいるし、“ポスト、キム・ヨナ”として期待される18歳のパク・ソヨンも、昨年の同大会で9位。今季GPシリーズでも、5位が最高だ。韓国メディアは「韓国フィギア界の新しい看板」(聯合ニュース)と持ち上げるが、その実力はキム・ヨナの足元にも及ばない。そのため、一部のファンたちの間では、「韓国フィギュアの層の薄さが露呈される大会になる」「キム・ヨナが余計に恋しくなるだけ」と危惧する声もある。

 しかも、大会前には韓国のフィギア・ファンたちを怒らせる処置も発表されている。主催者であるISU(国際スケート連盟)が、選手の横断幕を掲出する場合には事前承認を得ねばならず、許可を得ていない横断幕は没収するとしたのだ。

 というのも、一部ファンたちの間で「キム・ヨナのソチ五輪銀メタルは不当」「ソチ五輪の誤審を糾弾する」「キム・ヨナのソチ五輪銀はロシアの策略だ」など、ISUを批判する内容の横断幕が掲げられる恐れがあるという情報を主催者側がキャッチしたとささやかれているのだ。世界中にテレビ中継される映像の中に、ISUを非難するバナーがあってはならないというわけだが、前例のない処置だけに、韓国のファギュア・ファンたちは猛反発している。「事前検閲」「表現の自由に抵触する」「ロシアの陰謀だ」と、さまざまな臆測も流れているほとだ。

 ただ、これらの反応を言い換えれば、いまだにキム・ヨナの存在が韓国において絶大であることの裏返しでもある。ソチ五輪を最後に現役引退してから1年以上が過ぎるが、韓国では依然としてキム・ヨナ人気は高く、ファンたちは彼女への未練を捨てきれていない。まるで、「キム・ヨナ」という名の亡霊にすがっているようだ。

 ちなみに、キム・ヨナに現役復帰の意志はなし。引退後は、ユニセフ親善大使を務めたり、コーヒー飲料、サムスン電子(洗濯機)、LG生活健康(洗剤)の企業CMに多数出演。9日には、平昌冬季五輪に関連した記念式典にも姿を見せるなどしている。

 そのキム・ヨナの目に、地元・韓国で行われる4大陸選手権はどう映るのか。韓国のファンもメディアも、実はそれが最も気になるところかもしれない。

最終更新:2015/02/13 21:00
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