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戦後70年で韓国「日帝残滓」撤去宣言も、ソウル市内は日本建築だらけだった!

souk051503.jpgソウル駅旧舎。現在は建築時の姿を一部再現した駅舎内が一般公開されている。(c)高月靖

 実はソウル市議会議事堂に限らず、周辺は日本統治時代の建築だらけだ。ソウル図書館(旧・京城府庁舎~ソウル市庁舎)、新世界百貨店本店(旧・三越京城店)、明洞芸術劇場(旧・明治座)、ソウル駅旧舎などは、ほんの一例。どれも文化財ないし史跡として保存されている。ただし、反日感情から撤去を求める世論も根強く、「保存か撤去か」は常に論争の種。そこで今回は、新たに公園を整備するに当たり、保存する価値のない国税庁南大門別館の撤去を“日帝残滓の清算”としてアピールした格好だ。

 ただし与党・セヌリ党の最高委員・金乙東氏は、国税庁南大門別館とともに旧・京城府庁舎のソウル図書館も撤去すべきと主張している。金最高委員によると、「日本人観光客は、かつて自分たちが半島を支配したシンボルとして、日の丸を手に記念撮影している」とか。だが実際には残念ながら、観光客の大半はソウルの現代史になんの関心もないのが現実だ。
(文=コリアラボ)

最終更新:2015/05/15 21:00
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