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キムチ虐待事件だけじゃない! 年間1,000人の“所在不明児”を抱える韓国・児童虐待の闇

 6月26日、韓国・仁川の保育士が懲役2年の判決を言い渡された。罪状は暴行罪。同保育士は、児童が「給食のキムチを食べなかった」という理由で暴行を加えていた。後に、監視カメラの映像で、その虐待の様子が発覚。今回の判決に至った。同事件および裁判結果は、韓国国内で大きなイシューとなり、事件後、韓国の各都市では監視カメラを設置する保育園が急増したという。

 なぜ韓国社会は、同事件にそれほど過敏に反応したのか?

 それは、韓国では人知れず劣悪な環境に追い込まれている子どもたちの境遇が、メディアなどで取り上げられる機会が増えているからだ。特に問題として表面化してきているのが、同事件のような児童虐待だ。

 年間約1,000人――。これは、韓国で義務教育が始まる6歳児のうち、住所不定もしくはその他の理由で、役所からの入学通知書を送ることが不可能になっている子どもの数である。言い換えれば、出生届があるのに、その後数年間で行方が分からなくなっている子どもが、毎年それだけ判明しているということでもある。おそらく、中には次のような事件の被害者も含まれているのだろう。

 2013年、韓国のとある小さな都市の救急病院に、13歳になるA子さんが運び込まれた。当時、A子さんの身長は107cmで、体重はわずか7.5kg。韓国の同世代の女の子の平均身長が152cm、体重43.8kgなので、A子さんがいかに栄養失調状態だったか容易に想像がつく。担当した医者は「まるでミイラだった」と当時の状況を振り返っている。

 A子さんは、病院に運び込まれたものの衰弱死。その5日後になって、両親がようやく病院に駆けつけ、警察による調査が進められた。結果、A子さんが両親に虐待を受けていたことが発覚。4歳の頃に母親に殴られ骨折したA子さんは、13歳になるまで起き上がることなく、寝たきりの生活を続けさせられていたという。

 後に明らかになったことだが、若くして結婚したA子さんの母親は娘を疎ましく思っていたそうだ。しかも、父親が事業で失敗したため経済苦も重なり、A子さんがその苦しみやストレスのはけ口となってしまった。約4,600日というA子さんの短い人生を考える時、ひどくいたたまれない気持ちになる。

 韓国では、前述した家庭や保育園以外にも、孤児院などで虐待が発覚することが少なくない。また、出稼ぎにきた外国人の子どもなど、国家の保護の対象外となっている児童の境遇が社会問題化している。

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