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『リアル鬼ごっこ』公開直前インタビュー

「まさか、自分が園監督の映画に出演するとは……」トリンドル玲奈が語る女優業、プライベート

150614_T_01_0022.NEF.jpg撮影=河野英喜

 『新宿スワン』『ラブ&ピース』と監督作が次々と公開され、いよいよ『リアル鬼ごっこ』が公開される。今年は“園子温イヤー”と言っても過言ではないほどだ。そもそも『リアル鬼ごっこ』といえば、2008年に初めて映画化されたのを皮切りに、5作目まで作られた定番のシリーズ。この人気タイトルを、園子温が完全なる我流で作り直してしまったのが、このたび公開される『リアル鬼ごっこ』なのである。原作や、これまでの劇場版とは別物と思ってもらって問題ない。

 原作では「全国の佐藤さん」が鬼に追いかけられ殺されるが、園監督版『リアル鬼ごっこ』は、「全国のJK=女子高生」が正体不明の何者かに襲われ続ける。女性しかいない世界で、鬼から襲われ、逃げ、時に勇敢に戦うのがミツコ、ケイコ、いづみの3人の女子高生。作中で終始走り続けるミツコを演じたのが、園組初参加のトリンドル玲奈。女優としての活動の場が増えている彼女に、園監督の現場の様子や女優業への思い、趣味である歌舞伎鑑賞についてなど、率直な気持ちを語ってもらった。

――まさか、トリンドル玲奈さんが園子温監督の映画に主演するとは……。

トリンドル玲奈(以下、トリンドル) やっぱり日本を代表するすごい監督なので、私も驚きました。満島ひかりさんがすごく好きだったこともあって、園監督の『愛のむきだし』を見ていたんです。そのときは、まさか自分が園監督の映画に出演するとは思ってもいなかったですけど、「いつか出たいな」っていう思いは心のどこかにあった気がしますね。

――トリンドルさん演じるミツコは、正体不明の鬼から逃げるため、ずっとおびえながら走り続けていますね。

トリンドル 撮影前から、とにかく走るシーンが多いということは聞いていました。走る場所も、平坦な場所ばかりじゃなく山道もあるって。私はあまり運動が得意なほうではないし、アクション監督さんから「ケガをしないためにも、ちゃんとトレーニングをしたほうがいい」とアドバイスがあり、撮影が始まる1カ月ぐらい前から、走ったり、体幹を鍛えるようなトレーニングを教えていただいたりと、体力作りをしていました。トレーニングを始める前は全然走れなかったので、そのときに比べたら成長できたなって思います。

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