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“みんな同じ顔”でおなじみ「ミス・コリア大会」に異変! 今年はリオのカーニバル路線へ!?

korean090902.jpg「dispatch」より

 毎年、“みんな同じ顔”で見分けがつかないと、世界中から嘲笑される整形大国、韓国のミス・コリア選抜大会。今年もソウルのユニバーサルアートセンターで最終選考会が行われ、無事審査が終了したようだ。

 今回なによりも目を引いたのは、色とりどりのビキニ。胸部分にイミテーションの宝石で装飾を施した水着や、セクシーなストールをまとった参加者が多く、さながらリオのカーニバルを連想させるようなゴージャスな大会となった。

 実は昨年ごろから、韓国国内でもミス・コリア大会を見守る視聴者から「顔が同じ」という指摘が増えており、一部からは「複製人間大会」などと揶揄する声も聞こえてきた。そんな国内外の指摘を気にしているのかどうかは定かではないが、今年は水着で差別化を図ろうという参加者たちの意気込みが感じられた。それでも、プロフィール写真の一覧を見る限り、やはり見分けがつかない感は否めないのだが……。撮影する角度やポーズを変えるなど、顔の見え方に差をつけようとする運営側の“努力の跡”も見受けられる。

 そもそも、ミス・コリア大会は韓国社会の羨望を集めるイベントで、テレビ中継はもちろん、再放送までされる人気ぶりである。その歴史も古く、第1回大会はなんと1957年に開催されている。当時、韓国は朝鮮戦争により国土の荒廃が著しかった。そのため、国民に安らぎと元気を与えるために、国中の美女を集めたイベントを始めたのが、現在のミス・コリア大会の起源となっている。

 2000年前後は、視聴者から「性を商品化している!」という批判が集中したため、一度はテレビ中継などが一切中止となる時期もあった。その後、ミス・コリアには容姿だけではなく知性や品性、また社会貢献活動のアイコンとしての役割が求められた。時代のニーズによって、その選考基準も変化し、現在に至っている。

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