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歴代勝ち馬には“超名馬”の名も……週末の『シンザン記念(G3)』を競馬部門スタッフが徹底談義

記者T 筆頭はピースマインドでしょうね。新馬戦は2着に敗れましたが、相手はあのリオンディーズ……。

デスクF 去年の2歳チャンピオンか。まあ、事故みたいなもんだな。

記者T それでも3着には3馬身離していましたし、その後の未勝利戦では6馬身差の圧勝。リオンディーズにリベンジを果たすためにも、ここは負けられませんよ。

調査班M 坂路の動きも良かったみたいですよ。管理する宮徹調教師も『大きな走りをする。いい状態で来てる。楽しみにしてる馬だから、良い結果を期待したいね』と好感触でした。

デスクF 新馬戦で運悪く“化物”と当たってしまった名馬っていうと、コンゴウリキシオーを思い出すな。新馬戦でディープインパクトに負けた後、未勝利、500万下、きさらぎ賞(G3)と3連勝。最終的には重賞4勝だもんな。

調査班M ピースマインドもそれくらいのポテンシャルは秘めているかもしれませんよ。

デスクF そうなるとシンザン記念は“堅い”って結論付けるしかないんだけど……。

記者T なら“騎手買い”はどうですか。シンザン記念の過去6年で浜中俊騎手が3勝、3着1回。池添謙一騎手も1勝、2着2回の好相性ですよ。

デスクF 2人とも連対率(1、2着に入線する確率)5割ってことか。浜ちゃんはロジクライ、池添はツーエムレジェンドだな。

記者T ツーエムレジェンドの朝日杯はリオンディーズ、エアスピネルといったトップクラスには突き放されましたが、3着のシャドウアプローチとは0.1秒差の6着。競り合った相手には小倉2歳S(G3)の覇者シュウジ(5着)もいました。

調査班M 池添兼雄調教師も『気配はいいよ。G1であれだけ頑張ったんだから、ここでもね』と一発狙ってますし、兼雄調教師と謙一騎手の“池添親子コンビ”は中山金杯を勝った勢いがあります。

記者T 浜中俊騎手のロジクライは人気にならないでしょうが、前走は1番人気に推されていただけに見限るには早いかと。須貝尚介調教師も『中1週でも疲れはないし、元気はいい』と巻き返しに期待していました。

デスクF なるほど。“シンザン記念男”の浜ちゃんがいい仕事してくれれば、おいしい配当にもありつけそうだな――

――金杯の余韻が冷めやらぬまま、今週末の競馬は3日間開催。果たしてサイゾーの競馬部門スタッフは、おいしい配当にありつけるのだろうか。シンザン記念(G3)は1月10日(日)15時45分発走予定。

最終更新:2016/01/08 23:00
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