5歳少女も「イスラム国」の残虐セックス奴隷に…! 恐怖の「レイプ地下塹壕」と、ヤジディ族の実態とは?
私は、ルドルフ・グライナーです。日本と世界を研究するドイツ人です。
先日ヨルダン・トルコを回ってきました。ちょうどクリスマス休暇だったので、休暇と次の仕事を兼ねての訪問となりました。
イスタンブールなどもテロ対策の警備が敷かれていましたが、シリアの状況とはまったく異なり、いたって普通の街で、「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の恐怖も感じませんでした。もちろん、国境の方に行けば危険でしょうけれども。
さて、今観光でトルコやヨルダンに行く人は非常に少ないでしょう。それだけに、貴重な体験もできますし、話し好きな店主とゆっくり語り合うことができます。
そのなかで話題になったのが、ISISが行った「女性を犯すための塹壕」です。
■ISISによるヤジディ教への迫害
ISISはヤズディ教が「悪魔崇拝」であると言って迫害しています。そして、ヤジディ教徒の男性は殺害、女性は拘束しています。
2014年8月、ISISはヤジディ教徒の居住区であるシンジャー地区を襲撃しました。地区の住民全員を拘束し、男性や子どもはすべて殺害、若い女性は捕虜にしたのです。
このとき、捕虜となった女性がその後どうなったのかは、まったくわかっていませんでした。しかし、その約2カ月後となる10月15日に、ISISは「奴隷制の復活」を宣言し、その第1弾としてヤジディ教の女性たちを奴隷とすることを宣言したのです。そこには4~5歳ほどの少女も含まれているといいます。
それがなぜ今トルコで話題になっていたのかというと、ちょうどその折、クルド人が奪還したISISの元支配地域で、性奴隷となった女性たちをどのように陵辱していたかを示す地下牢が発見されたためでした。
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