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「虫入りキャラメル」「ビニールチキン」……食品衛生ルール改悪でさらに揺らぐ、韓国“食の安全”

 数字と実例が表す通り、“食の安全”に疎い韓国なのだが、食薬処は、異物混入などの申告を受けた製造者の報告義務期限を「確認の時点以降、翌日まで」から「確認した日を含めて3日以内」に延長したと発表。つまり、これまでは異物混入の申告を受けた際、迅速な措置を取るために、翌日までに管轄市長、郡長らに報告していたのだが、今後は3日以内の報告に緩和するということだ。食薬処は「現在は報告期間が短く、本当に異物混入なのかどうかを正確に把握する前に報告するという事態が起こっている」と説明しており、補償金を目当てのウソの申告が増加していることも報告期間延長の原因と考えられている。

 新たに猶予を作った食薬処には、批判が殺到。本当に虫やガラスなどの異物混入があった場合、直ちに回収などの措置を取れないからだ。何よりも報告期間が延長されたことで、製造業者が異物混入の原因を隠蔽する時間的余裕も作られてしまうだろう。消費者の安全を考えるのであれば、たとえ申告の正確性が不確かであったとしても、即日調査すべきとの声が多い。

 いずれにせよ、食薬処のルール改悪によって、ますます食の安全に疑問符がついている韓国。かの国の食品に手を出すときは、異物混入などのアクシデントへの特別な注意が必要なのかもしれない。

最終更新:2016/01/27 20:01
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