日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 山尾議員と不倫の倉持弁護士の女癖
週刊誌スクープ大賞

“パコリーヌ”山尾志桜里議員を落としたイケメン弁護士・倉持麟太郎氏の「女癖」

 ポストによれば、山尾志桜里民進党議員(当時)のスキャンダルが出て、麻生が安倍の自宅へ夜こっそり行き、神風が吹いた、今なら勝てると、安倍に吹き込み、安倍も喜んで「火事場泥棒解散」(ポスト)を決断したようだ。

 このポストの締め切りは13日水曜日であろう。その時点では、国会冒頭解散の煙はあったかもしれないが、まだ「噂」にもなっていなかったはずだ。

 この巻頭特集を決断した編集長はえらい!

 野党がまとまらず、反安倍の有権者の投票先がないなど、自民がいくらか減でとどまる可能性はあるのかもしれない。

 だが、ここまで大儀も名分もない解散が許されるはずはない。自民の中からも批判が出てきている。

 今しか勝てるチャンスはない。選挙は勝つためにやる。それはそうだが、当て事と(越中)ふんどしは向こうから外れるのだ。

 安倍は、憲法改正を解散のテーマに上げているが、本心では憲法改正などできるはずがないと諦めているはずだ。

 何としてでも、森友・加計学園問題から逃れたい。安倍は国会不登校児なのだ。

 先日、対談した自由党の森ゆうこ参院議員は私にこういった。

「森 安倍さんはもはや権力の作法というのを忘れてしまっている。権力を長期にわたって持ち続け、しかも野党が弱いという状況の中で、自制をしなければいけないというようなことを、もう忘れてしまっていますよ。
野党をバカにして、何でも自分の思い通りになると思ったから、危機感がなく加計孝太郎さんと去年も、頻繁に会って飲み食いしていた。
 しょせん野党は追及できないだろうし、マスコミも俺の言いなりだという思い上がりがあったと思います。(中略)
(加計学園問題では=筆者注)設計書の話が出てきて、坪単価一五〇万円という法外な値段になっていることが明らかになりました。
資金計画を出した銀行の分析によると、あの土地は坪単価八〇万円ぐらいなんです。森友学園補助金詐欺事件(籠池理事長夫妻が逮捕)と同じように、補助金を高く取るために不正に水増ししたんじゃないかという話になってきています。
元木 加計孝太郎理事長と何度も食事やゴルフをして、おごられる時もあると答弁しましたね。
森 あれはしまったと思っているんじゃないかな。しょっちゅう奢り奢られていて、それが何の問題もないと思って答弁している。そんなことを国会で言ってはいけない話ですよ。
それに加計さんは、複数のマスコミに対して、安倍さんには一億使ったと豪語していたそうです。そうなると贈収賄事件にまで発展する可能性があります。
元木 安倍さんにはそうした危機感がまったくなかったから、不用意な答弁やウソが多すぎます。
森 だって『オープンな形で議論している』と言っておきながら、国家戦略特区ワーキンググループの発表された議事要旨が捏造だったというのがバレちゃったじゃないですか。
 ヒアリングに加計学園幹部が出席して、今治市に獣医学部新設の意向を明言していたのに。
安倍さんは「すべての議事録を公開しているから、疑いの入る余地がない」と、受け売りで言っているんですが、議事録は公開されていませんし、公開されるのは四年後です。
発表された議事要旨は、「てにをは」の違いはあるけれども、あとはほぼ議事に忠実に発表していると国会で役所も閣僚も、ずっと言ってきた。それが真っ赤なウソだったわけです。
元木 そうやってウソが次々にばれて、つじつま合わせに加計学園が特区に申請しているのを知ったは1月20日だったという問題発言をしてしまった。
森 あれは命とりでしたね。それ以外にも総辞職すべき理由は山ほどあるんです。中でも稲田さんの問題は決定的でしたけど、国会閉会中で野党は追い込めなかった。
元木 加計学園問題で辞任に追い込めますか。
森 私たちは諦めない。(中略)本人もそうとう焦っていると思います。あの閉会中審査の七月二十五日の安倍総理は、完全に混乱していましたからね。
 現在、北朝鮮の脅威が増していることは確かです。だったら防衛大臣を早く代えて対応すればいいのに、加計問題や森友問題から国民の目をそらそうとしていると思われてしまいますよ」

 今度の衆院選は、安倍の森友・加計学園についての説明責任を有権者が求める選挙にしなければいけない。

 北朝鮮の脅威も大事ではあるが、これは安倍がアメリカに盲従して、アメリカと一緒に戦争のできる国にしたため、トランプ大統領にものがいえなくなってしまったためである。

 中国はもちろん、ロシア、韓国とも腹を割って話ができない首相など、いても仕方がない。

 それに今週も縷々書いてきた高齢者いじめ政策の数々だ。自民党以外ならどこでもいい、そう私は腹をくくっている。

 今度の選挙は「安倍よ、退陣せよ」が争点である。
(文=元木昌彦)

最終更新:2017/09/19 21:00
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