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イセエビなのかトヤマエビなのか……韓国でも誰も知らない!?「独島エビ」をめぐるミステリー

韓国大統領府のホームページより

 韓国の大統領府が、11月7日に訪韓した米トランプ大統領を歓迎する晩さん会で「独島(トクト)エビ」を提供し、波紋を広げている。

「独島」とは、竹島の韓国呼称である。韓国は、日韓の間で領土問題が続いている島の名前が冠されたエビをトランプ大統領に提供したわけだ。「(メニューの)一つひとつに意味を盛り込んだ」という今回の晩さん会については、菅義偉官房長官も「日米韓の連携強化に悪影響を及ぼす行為は避けるべきだ」と批判したが、韓国側は「他国があれこれ言う問題ではない」「メニューが話題になるとは予想しなかった」などと反論しており、物議を醸している。

 ただ、独島エビの定義ははっきりしていないようで、韓国メディアでも、さまざまな報道が見られる。

 例えば「ヘラルド経済」は、「トヤマエビの別名で、我が国の独島近辺の海に生息するのが特徴」とつづっている。一方、「朝鮮日報」は、「サクラエビ、イセエビ、トヤマエビなどの通称」。「中央日報」は、「独島周辺で獲れるサルエビやイセエビの、産地を強調した言葉」と伝えている。

 少なくとも「独島エビ」という固有のエビが存在するわけではないようだが、それでは、実際に晩さん会で提供されたのは、どんなエビだったのか?

 韓国大統領府の関係者は、「晩さん会で提供された独島エビはイセエビ」と述べたが、この情報も確かではない。というのも、一人の漁師が、晩さん会で提供されたエビは自分が獲ったと名乗り出たからだ。

 慶尚北道(キョンサンプクド)鬱陵郡(ウルルングン)でエビ漁を行っているパク・ジョンヒョンさんがその人で、晩さん会2日前の5日に、知らない電話番号から着信があり、「独島エビ5kgが必要だ」と伝えられたという。そして、人通りの少ない国道沿いで待ち合わせをすることになり、黒いジャンパー姿の男性3人が身分を明かさないままエビを購入していったそうだ。大統領府は購入場所を明らかにしていないが、パク氏は、「晩さん会で提供されたサイズの独島エビは、鬱陵島と独島の近海だけで獲れる」としながら、その近辺で漁を行う2隻のうち、ソウルに納品している業者は自分たちだけであると主張。そして、晩さん会で提供されたのは、トヤマエビとイセエビ、サルエビなど3種類の独島エビのうち、トヤマエビだと証言している。

 いずれにしても、いまだに独島エビの正体は定かではないが、だからこそ韓国では、独島エビに関する話題が絶えない。

 ソウル・江南(カンナム)に独島エビ専門店こそあるものの、これまで韓国で独島エビの存在はほとんど知られていなかったが、前出のパク氏によれば「トランプ大統領の晩さん会で提供されたと報じられてから、注文が10倍に増えた」という。実際、SNS上には、独島エビを手に載せた写真なども続々とアップされている。

 ちなみに価格は、1尾当たり7,000~1万5,000ウォン(約700~1,500円)で、ソウル市内のレストランで働くシェフによると、「とても柔らかく、口に入れた瞬間に溶けてしまうような食感が特徴で、特有の甘みがある」そうだ。晩さん会でトランプ大統領と抱き合った元従軍慰安婦のイ・ヨンス氏も、「(独島のことを)思うからか、とても香ばしい味がした。それでいて甘みがあって、すごくおいしかった」と感想を話している。

 韓国で、ちょっとしたブームになっている独島エビ。最旬期は12月といわれているが、日本からのけげんなまなざしを横目に、これからも人気は続くのだろうか?
(文=S-KOREA)

●参考記事
・不信感が広がっている韓国の国民年金。今度は「日本の戦犯企業」に投資して信用ガタ落ち!?
http://s-korea.jp/archives/21404?zo

・【画像あり】韓国の“旭日旗クレーム”が過剰にグローバル化していることへの“危うさ”
http://s-korea.jp/archives/17502?zo

最終更新:2017/11/19 18:00
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