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衝撃すぎるラストに批判殺到も……続編決定!? 日テレ『もみ消して冬』2ケタ届かず

■続編決定!?

 主人公が逮捕され、マスコミに追われた揚げ句、その家族のほとんどが職を失うという、冷静に考えれば衝撃的な終わり方を迎えた同作。しかし、これまでのストーリーの粗さを思えば、「無難にまとめられていたなあ」という小ギレイな印象が残るから不思議です。だって、これまでの脚本があまりにむちゃくちゃでしたから。これを“感動的な家族愛ドラマ”として見ていた視聴者もいるようですが、都合のいい部分しか見ていないように思えてなりません。

 案の定、ネットの声を見てみると、「主人公が逮捕されるなんて、笑えなくてがっかり」「ハッピーエンドにしてほしかった」などと批判も多め。

 しかし、人質事件を知った泰蔵や博文が、相変わらず「(秀作は)邦夫が写真を抹消するのを阻止しようとしたんだろ。私に対する積年の恨みだ」「そうか! 北沢家に大打撃を与えるために!」と最後まで秀作を信用していない様子には、続編の予感がプンプン。ゆえに、同作ファンは喜ぶべき最終回だったとも言えるのでは?

 それより、「どコメディ」をうたい、開始当初はわざとらしい上に、どうしても笑えないお笑い要素が詰め込まれていた同作。そんなつらい要素がわりとすぐに薄れていったことに、筆者はホッとさせられました。だって、これ以上、レビューで「サムい」と酷評し続けたら、「この面白さがわからないなんて、人として終わってるんじゃないですか?」というジャニヲタからの編集部宛ての苦情メールがますます増えそうだし……。いやあ、よかった、よかった。

 というわけで、月9『カインとアベル』(フジテレビ系)、映画『鋼の錬金術師』と主演作が続けて振るわなかった山田だけに、大コケが不安視されたものの、数字も評判も上々だった『もみ消して冬』。今後、『もみ消して夏』や『もみ消して秋』など、シリーズ化されるかもしれませんね!
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

最終更新:2018/03/19 19:30
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