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週刊誌スクープ大賞

財務省・福田次官の“セクハラ疑惑”──テレ朝女性記者の音声持ち込みは、なぜ「文春」でなく「新潮」だったのか

 文春が、久しぶりに乃木坂46の能條愛未(23)の「お泊り&パワースポットデート」を“たった1ページ”でやっている。

 乃木坂は清純派といわれ、昨年刊行された白石麻衣の写真集『パスポート』(講談社)が29万部のベストセラーになった。

 能條は地方アイドルからのたたき上げの一期生。相手は戸谷公人(27)で、ドラマや映画、声優としても活躍しているそうだ。

 10日の夕方、戸谷は能條のマンションへ入って行った。翌日、クルマで東京都西多摩郡檜原村にある神戸岩へと向かう。

 この岩は、天照大神が隠れ、世界が真っ暗になった伝説の舞台・天岩戸を想像させる人気のパワースポットだそうだ。なかなか趣味がいいじゃないか、この2人。

 前回の登板では、マメができたため、2回で降板という不本意な投球だったが、今朝(4月23日)は、スタメンでそれも4番打者として出場した。

 2打席は厳しいコースを責められ三振だったが、3打席目にライト前にクリーンヒットを打った。

 投手としても認められ、バッターとしては開幕早々に4番打者に指名されるという、すごいことをやってのけたのである。

 大谷は2勝目を挙げた試合後の会見で、「人生最高のピッチングは」と聞かれ、「小学生の時」と答えた。

 文春によると、その試合は07年6月3日、リトルリーグ全国大会出場をかけた東北大会の準決勝だったという。

 大谷が11歳か12歳の頃である。水沢リトルでキャプテンを務め、エースで3番。地元の強豪福島リトルと激突した。

 その大一番で、大谷は規定イニングの6イニング全18個のアウトのうち、初回から打者一巡の9者連続を含む、17個の三振を奪ったのだ。

 大谷と投げ合った副キャプテンの丹野啓介はこう証言する。

「当時から大谷選手の球速は百二十キロ以上出ていたはずで、バッターボックスに立つと、体感速度は百五十キロを超えていたように思います」

 確かにリトル野球では、投手とホームベースの間は、正規よりも4メートル40センチ短い。だが、当時の大谷は、ストレートだけではなくスライダーの切れもものすごかったというのだ。

 大谷の「神話」はここから始まったのである。

 さて、外国から「技能実習生」として日本に来て、聞いていたのとは全然違う労働環境と搾取に泣く人たちの実態を描いたルポには、安田浩一による優れたノンフィクション『差別と貧困の外国人労働者』(光文社新書)がある。その中に、

「岐阜の縫製工場で働いていた6名の中国人女性実習生は、あの晩、私に向かって『人間じゃないみたいでしょう』と訴えた。
 朝7時から夜10時まで、ずっとミシンを踏み続けた。休日は月に1日のみ。夜間外出も外泊も禁止されていた。
 毎月の基本給は5万円。生活費として現金支給されるのは1万5,000円。残業手当は時給300円だった」(アマゾンの内容紹介から)

 今週のニューズウイーク日本版が、安田峰俊のルポで、現代の奴隷制である実習生たちの惨状を紹介している。

 17年6月末時点で、中国やベトナムからの若者たちの数は約25万人になる。

 少し前までは中国人が国籍別人数の第1位だったが、ベトナム人が1位だそうだ。だが、現在も約8万人の中国人実習生が日本国内にいる。

 日本政府の建前は、「技術移転を通じた開発途上国への国際協力」を謳っているが、実際は、外国人を低賃金で働かせるためにあるのだ。

 中国でも、ブローカーから、日本で3年働けば約510万円稼げるといわれ、借金をしてブローカーに約78万円払って実習生を志望しても、日本にあるのはほとんどが単純な肉体労働である。

 その上、安い時給、それさえ払われないケースが多くある。女子にはセクハラ行為も日常茶飯事であり、「自分たちは中国にいても日本でも食い物にされる」と嘆く若者が多くいる。

 中には大ケガを負って、仕事に復帰することさえできない者もいる。

 職場を逃げ出し、不法就労者になる者も後を絶たない。

 こんな実態を知っているのに、日本政府は何も手を打たないのだ。

 中国からの実習生が少なくなったのは、中国のほうの賃金がよくなり、日本にまで来なくてもよくなったからである。

 やがて、ベトナムを含めた東南アジアの人たちも、国の賃銀が上がれば、日本へ出稼ぎに来る人の数は大きく減るに違いない。

 労働力不足で、東北大震災や熊本地震の被災地の復興が思うようにはかどらない。オリンピック会場の工事の遅れも目立つ。

 介護する人たちも人手不足で、外国からの労働力の助けを借りなくてはいけないのに、壁は高いままである。

 こんな状態が続けば、日本の国力は落ちる一方である。しかし、政府も厚労省も何も手を打たない。

 こんな国が、世界から尊敬されることなど絶対ない。


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