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週刊誌スクープ大賞

財務省・福田次官の“セクハラ疑惑”──テレ朝女性記者の音声持ち込みは、なぜ「文春」でなく「新潮」だったのか

 後に触れるが、女性記者へのセクハラ発言で辞任した福田事務次官問題だが、文春がさすがだと思うのは、まだメディアではどこのだれかを特定できていないときに、取材時点で、新潮の情報源はテレビ朝日の女性記者だと知っていたことである。

 財務省担当記者の話として、「福田氏がお気に入りだったのが、フジテレビとテレビ朝日の女性記者。(中略)ただ、音源の出元については『酔っぱらって覚えていないんだよ』とボヤきつつ、『フジは違う』と言ってました」とし、「最終的に福田氏は、上司の麻生氏や官邸の杉田氏に、テレ朝の女性記者の名前を挙げた」(文春)と、特定していたのだ。

 やるじゃないか文春は。

 現代は、トップで、AIが仕事を奪う時代がすぐそこまで来ているが、それによって消えていく仕事、消えないにしても給料が下がる仕事と、AIがいくら賢くなっても、人間でなくてはできない仕事のため、給料が上がる仕事があるというのである。

 なくなる代表は、医療や銀行、生保など、これまでは優れた人間でないとできないといわれていた分野が、実は、AIの得意分野で、お払い箱になるという皮肉である。

 下がる仕事の1位から10位までをあげておく。1位から歯科医、保険ショップファイナンシャルプランナー、税理士、高速道路の保守・点検、獣医師、生保営業、大工、建築現場監督、インフラエンジニア、システムエンジニア。

 加計学園の獣医学部の前途はますます厳しいようだ。

 逆に給料が上がる仕事のベスト10。

 第1位はなんと縫製工である。アパレル業界は大量生産から少量生産へ移行し、技術力の高い縫製工は、これから需要が増えていくというのである。

 2位以下は、病院の調理員、病院の介護職員、歯科助手、損保事務職、倉庫事務職、水産加工員、警備事務職、調剤事務、診療所の介護職員。

 介護のできる人間がこれからもっと必要とされ、給料も上がっていくことは間違いない。

 先を見通せる人なら、こうした、人間にしかできない仕事に就くことを一生の仕事にしていくだろう。

 現代で、安倍首相が、トランプ大統領との首脳会談の成果なしでも、上機嫌だったと報じている。

 福田財務省事務次官のセクハラ発言や、米山新潟県知事の「買春」疑惑報道などで、森友学園や加計学園問題への関心が薄れた。これでゴールデンウイークに入れば、明ければ国民はみな忘れてくれる、そう思ったのではないか。

 甘すぎるというしかない。

 麻生辞任の声が大きくなり、結局、どこかで辞任しなければ収まらない。麻生を野に放てば、ポスト安倍で動いてくるのは目に見えている。

 支持率も落ちるばかりだ。上がる要素などどこにもない。それをよくわかっているのは、実は妻の昭恵かもしれない。

 今週の第2位。湘南高校から東大法学部、大蔵省に入ったのは福田淳一財務省事務次官だが、そんな経歴がかすんで見えるほど、この男の経歴はすごかった。

 灘高から東大医学部に進み、医師免許を取得しながら司法試験に合格。卒業後はハーバード大学付属マサチューセッツ総合病院で研究員を務めていた。

 こんなピカピカの経歴の男は、その後、医師の派遣業を行う会社を立ち上げた。この男がこれまでの人生で味わった挫折は、国政選挙に4回も出て落選したことと、50の歳になるまで独身だったことだろうか。

 だが、この米山隆(50)に転機が訪れる。16年9月、現職の新潟県知事だった泉田裕彦が、突然、知事選出馬を辞退したのだ。

 泉田は、地元の柏崎刈羽原発の再稼働に「NOT GO」の立場だったが、米山はもともと原発推進派だった。

 だが、選挙時にその矛盾を突かれると、「全く事故収束の目途がつかない現状を見て、私は意見を変えました」と主張し、知事選に勝利してしまうのである。

 知事になってからの米山の評判は、そう悪いものではなかったようだ。

 だが、彼は「ハッピーメール」という出会い系サイトで複数の女性、その多くは女子大生たちと連絡を取り合い、「買春」していたことが、文春の取材で明らかになったのだ。

 文春で、米山知事が出会い系サイトで知り合った都内の名門大学に通うA子(22)が、こう話している。

「もちろん、最初からお互い援助交際が目的。その日、新宿の『紀伊國屋書店』で待ち合わせ、ラブホテルに行きました。
 エッチはコンドーム付きで三万円だった。彼はお金を持っていそうな雰囲気だったし、『こういうこと(援助交際)に慣れているんだろうな』と感じました」

 米山がA子と初めて関係を持ったのは16年4月。それ以後、米山から求愛メールが届くようになり、月に1回ぐらいの間隔で関係を持ったという。

 彼女には、「今度知事選に出る」という話までしていたそうだ。

 だが、その中の一人のB子との間に深刻なトラブルを抱えていたというのだ。


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