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『正義のセ』安田顕の“良きパパ”姿に号泣する人続出も、保育園を凶悪に書き過ぎて保育士からは苦情殺到!

■相原が大活躍する神回と大好評!

 今回は子どもを扱ったストーリーということで、子どもがいる相原が大活躍。演じた安田の演技が素晴らしく、最後の娘と会うシーンに涙した人も多かったようで、Twitterでは“相原祭り”が。

 これまで、脇役が活躍しないと嘆いていましたが、やっとスポットを当てたことに、ホッとしました。まあ、7話でやっと、というところには、「もっと早く気付けよ!」とツッコミたくなりますが……。

 また、今までまったく意味のなかった竹原家のシーンが、子ども思いの相原を引き出すのにうまく使われていたのにびっくり。やればできるんじゃないですか! どうして今までやってこなかったのでしょう。ただ、凜々子の妹・温子(広瀬アリス)が彼氏とスカイツリー前でイチャイチャするシーンはまったく必要なかった。制作側は広瀬姉妹の姉を使っているという自慢をしたいのでしょうか? ここも今後、うまく使うなら、彼氏が被疑者になって凜々子の前に現れ、妹と意見が対立する、というストーリーがあるといいですね。ラブラブっぷりだけを見せられて、はいめでたしめでたし、だと納得できない。もし、後者だったら抗議したいぐらいです(笑)。

 それと、不正受給に至った理由を述べる瀬川に相原が諭すシーンも、上辺っぽくなく良かったです。いつもは凜々子がするのですが、被害者の気持ちを激昂した声でしゃべるだけで、いつも「こんなんじゃ説得できないよ」と思ってましたが、今回は子どもを持つ親の気持ちを同じ境遇の相原が代弁していたので胸に響きました。

 ネットでは、吉高の気ぜわしい演技に嫌気がさしてた人も「今回は楽しかった!」と大好評。せっかく演技がうまい役者を集めているですから、今回みたいな回が続くことを望みます。

■実際にあった事件を扱ったとこはいい!

 今回の補助金不正受給の件は、兵庫・姫路市であった保育園が2015、16年度に合わせて約1億円の不正受給を行っていた事件をモデルにしていたようです。不正受給した補助金で定員異常の園児を受け入れていたというところも同じです。

 たぶん実際の事件を調べながら脚本を書いたのでしょう。今までになくリアルで、ストーリーもわかりやすかった。ですが、どうして今までしてなかったのか、甚だ疑問です。検事のお仕事ドラマなら、扱う事件はリアルさを追及してほしい。

 まあ、検事のドラマと言いながら、吉高由里子主演の「遠山の金さん」のようなドラマですからね。制作側は最後の花吹雪の刺青だけを見せたいだけなんしょう。事件のリアリティーなんて必要ないのかもしれませんね。

 ちなみに、今後やるならタイムリーな日大アメフト部の事件をもとにしたストーリーをぜひドラマ化してほしいですね。これなら、凜々子が被疑者にするうっすーい上辺だけの説教も、いい感じに視聴者に伝わってくると思います。

■保育園を題材するも……保育士たちからは批判殺到!

 保育園を題材にするドラマは少なく、今回テーマにしてくれたことに、放送前のTwitterでは、保育士の方々から賞賛する声があがっていました。

 しかし、その声はいつの間にか批判の声に。そうなった一番の原因は保育園の描かれ方。

 最近では、待機児童が多い理由は、“保育士不足”が原因とよくマスコミが報道しています。しかし、今回それが起こる原因については深く掘り下げずじまい。補助金不正受給の理由を「働く親のために入所できる子どもを増やすため」「園長の私腹を肥やすため」としていましたが、これに批判殺到。

 保育士不足が起こる大きな理由として、過酷な労働環境なのに手取り20万もいかない安い給料ということです。補助金なしではやっていけないし、その補助金の金額は保育士の数×園児の数で決まる。そのため保育士の水増しが起こる。そこを一切伝えてない上に、先の理由にまとめたのが、保育士の方々の癇に触れてしまったよう。さらに、凜々子を正義のヒロインにするため、園長を悪く書き過ぎたことに、保育園に悪いイメージを持たれると懸念する声もありました。

 前回にも言いましたが、検事以外の描き方が下手過ぎます。ろくに調べもせず、ツメが

 甘いんです。人気脚本家の中園ミホ氏は『やまとなでしこ』(フジテレビ系)の脚本を書き上げるために、CAの合コンに参加し彼女たちの態度を研究したそうで、結果それがヒットに繋がったと『ゴロウ・デラックス』(TBS系)で語っていたことがあります。同ドラマの脚本家はそういった追求ができないんでしょうか。連ドラというのはスピーディーですから、時間がなくてできないんでしょうか。だったら、同局の『NEWS ZERO』では、よく「待機児童問題」の特集やっているので、そのスタッフに聞けばいいのでは? 

 さらに、下調べしてない決定的な証拠は、瀬川が凜々子に「あなた子どもいますか?」と問うところ。「保育士がこのような偏見ととられかねない発言は決してしない」という声も現役保育士の方から聞こえていました。保育士の方々に話を聞いているんでしょうか?

 それと、不正受給の証拠となる水田の証言を使って瀬川の自白を促そうと、凜々子が「水田さんから聞きました」というのは、証人保護の面から考えてNGです。水田にも今後の人生があります。前にも言いましたが、検事は国家公務員ですから、ペラペラしゃべるのは法律違反です。以後(もう残り2、3話しかありませんが)気をつけてほしいものです。

 以上、7話のレビューでした。

 次回、『HERO』(フジテレビ系)にも出演していた正名僕蔵が被疑者役でゲスト登場するということで、話題になっていました。もう、思い切って『HERO』のオマージュをするのでしょうか? 来週もお見逃しなく!

(どらまっ子KOROちゃん)

最終更新:2018/05/24 19:00
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