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週刊誌スクープ大賞

「何カップ?」と聞きながら突然胸を……プロ野球・巨人の“破廉恥トレーナー”と球団の無責任ぶり

「FRIDAY」( 7/27号、講談社)

今週の注目記事・第1位
「バカ親文科省局長の異常な愛情」(「週刊文春」7/19号)

同・第2位
「坂本弁護士一家殺害犯6時間告白テープ妻、娘、愛人は今・・・麻原女たちの骨肉の争い」(「週刊文春」7/19号)
「『劇画宗教』30年の総括/『俗物教祖』がエリートを心服させた洗脳技巧」(「週刊新潮」7/19号)

同・第3位
「横浜点滴殺人『黒い看護師』を<20人殺し>に駆り立てた潔癖症とイジメ」(「週刊文春」7/19号)

同・第4位
「私にエッチなマッサージをした巨人専属トレーナーを許さない-ワイセツ事件」(「フライデー」7/27号)

同・第5位
「安倍政権中枢へのカジノ『脱法献金』リスト」(「週刊文春」7/19号)

同・第6位
「添加物なし!『国産食品』リスト/『加工肉』を食べるならコレ!」(「週刊新潮」7/19号)

同・第7位
「死者・行方不明者200人!『西日本大豪雨』の教訓」(「週刊新潮」7/19号)

同・第8位
「紀州のドン・ファンは本当はいくら持っていたの?-全財産の明細が明らかに」(「フライデー」7/27号)

同・第9位
「認知症を防ぐ睡眠術」(「週刊文春」7/19号)

同・第10位
「大塚家具銀座本店の家賃が払えない『かぐや姫』の都落ち」(「週刊新潮」7/19号)

同・第11位
「水道民営化衝撃の正体」(「サンデー毎日」7/29号)

同・第12位
「5大商社の給与と人徹底研究」(「AERA」7/23号)

同・第13位
「日本社会に急増する『75歳以上』と寛大な気持ちで付き合う方法」(「週刊プレイボーイ」7/31号)

 今週は現代とポストが合併号でお休み。サッカーW杯はフランスの勝利で終わり、なんだか気の抜けた感じだ。

 今週はゴルフのほうではTHE OPENといわれる英国オープンの開幕。タイガー・ウッズが松山英樹と同じ組で回るそうだ。

 どちらもあと一歩足りないゴルフが続いている。PGAのゴルフツアーは早くも終盤戦。2人が優勝に絡む、そんなシーンを見せてもらいたいものである。

 さて、久しぶりに週プレを取り上げよう。週刊誌が老齢化したとはいっても、この雑誌の読者はまだまだ40台前後か。

 今週は、急増している「75歳以上」の後期高齢者と、どう寛容に付き合ったらいいのかという特集を組んでいる。

 私がこの欄でよくいっているように、人間は歳を取るとおっとりしていく、鷹揚になる人もたまにはいるが、ほとんどの老人は「暴走老人」になり、短気になるのだ。

 自分の体が思うように動かない、自分の思った事がすぐにできない、他人は年寄りだからと馬鹿にしていると思い込む。そういった諸々への不満や怒りが、すぐに感情となって噴き出してしまうのである。

 月に1000人の認知症患者を診るという長谷川嘉哉氏はこういう。

「私は認知症の予防段階から、初期、中期、末期、看取りまでのすべての現場に立ち会い、段階に応じた対策を考えてきました。そんな日々の中で実感するのが、『人は年齢を重ねていくと前頭葉の働きが衰え、感情を抑制しにくくなっていく』という現実です。
 一方、キレる高齢者などのニュースを見ていて思うのは、MCI(軽度認知障害)によるものではないかということです。
 MCIの人は、多少の物忘れなどはあるものの、日常生活に目立った支障が出ることは少ない。そのため医師の診断を受けていないケースも多いんです」

 そうか前頭葉が衰えているのか。親がこんなふうになったら要注意だそうだ。

「突然キレる」「同じ昔の話を繰り返す」「電話で話していると、いきなり『あんただれだったっけ?』」「待てなくなる」「家が荒れ放題」「財布がパンパン」「味覚がおかしくなる」「被害妄想になる」などがあれば、気をつけたほうがいいそうだ。

 認知症の初期によくあるのが、カネがない、カネを盗まれたといい出すことだ。うちの親父も、財布をひもで結んで首から掛けていた。

 だが、しょっちゅうそれを忘れて、財布がない、カネが盗まれたとぶつぶついっていた。

 それと、野球をテレビで観るのが好きだったが、70代の終わりごろから、テレビに映っている観客が俺のことを見て笑っている、バカにしてやがると怒り出し、以来、野球中継を観なくなってしまった。

 ここにもあるが、歳を取ってから異常に性欲が亢進するというケースがあるようだ。

「男性週刊誌では『死ぬまでセックス』的な特集が定期的に掲載されていますよね。前頭葉機能の低下は、理性のコントロールという欲望を制御する力も弱めます。性欲は枯れず、理性のコントロールが下がると、『異常性欲』という形で認知症の症状が出てきます。
 それまで理性的だった高齢者がセクハラ行為を働いたり、公の場で自慰行為をしたり、何十年も性交渉のなかった妻を押し倒したり、という事例は私も見てきました。
(対処法は)抗認知症薬の中には異常性欲に効果がある薬もあるので、投薬治療を行います。ちなみに、異常性欲は男性だけの症状ではありません。訪問診療の際、私の股間を触ろうとするおばあさんもいます。逃げながらやんわり拒絶すると、『触りたいんだから触らせてよ!』と」(長谷川氏)

 それにしてもこのタイトルが気に入らないな。寛容に付き合うとはどういういい草だ。こちとら年寄りだって、バカ者じゃない、若者と寛容に付き合っているつもりだがね。

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