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台東区「女性と間違え、胸もんでキス」事件はなぜ起きた? 

上野に降り立ってわずか3分。女装姿の男性とすれ違った

  東京・台東区の路上で、20代の男性を女性と見間違え、無理やり抱きつき、胸をもんでキスをしたとして会社員の男(48)が強制わいせつの疑いで逮捕された。被害に遭った男性は当時女性の格好をしており、容疑者は酒に酔っていたという。見知らぬ男に突然襲われ、心底恐怖であったと思うが、この事件のミソはやはり “女性と見間違えた” という点である。容疑者の行動だけにフォーカスをすると、やはりどこか滑稽で、確率的に見てもかなりまれなケースだ。

 しかし、台東区という土地に注目してみると、この事件は必ずしも偶然というわけではない。実は、上野駅を中心とするこの辺一帯のエリアは、女装のメッカともいえる地域。男同士の出会いの場はゲイの聖地としても知られる新宿2丁目であるが、上野は女装子(女装した男性)と男性の出会いの場として機能している。上野の街を歩いている女性姿の人間が男性だった、という話は往々にしてある。上野に通い詰めてかれこれ15年、若い頃は新宿でも遊んだが、最近はまた上野を中心に活動をしている という、ある女装子がこう語る。

深夜2時の上野恩賜公園

「まず一般人にもなじみ深い場所でいうと、上野恩腸公園では、夜になると女装子の姿が多く見られるわ。女装業界では有名なネット掲示板があるから、ホラ、これ見てみなさい」

 言われた掲示板をのぞいてみると、「〇月×日の夜、上野公園を女装姿でお散歩するので、見かけたら後ろからお尻触ってください」といったようなお誘いの書き込みがあった。野外ということで、おさわり程度のソフトな痴漢プレイを楽しむ女装子が出没するらしい。特に死角のできやすい摺鉢山古墳と野球場が、彼らにとっての人気スポットのようだ。

「さらにハードなプレイを楽しみたい人は、映画館Oに集まっているわ。この映画館、基本的にはゲイの映画館というポジションにはなっているけど、メインは女装子と男性の出会いなのよ」

 不忍池のほとりに位置する、このポルノ映画館。筆者も何度か入館した経験があるが、みんな映画の上映などそっちのけ。バッチリ化粧をし、ミニスカートをはいた女の子(?)と男性が堂々と座席の上で行為に及び、それを横から鑑賞する集団までいた。

 週末ともなると大盛況で、「多い時は20人以上の女装子が映画館に集まることもある」らしい。そしてこの劇場の特徴は、内部である程度のコミュニティが出来上がっているということ。ほとんどがこの場所に通い詰めている常連客であり、劇場の周辺には定期的に女装子が出没する。

 しかしながら上野公園と映画館Oに現れる女装子は、全体的に高齢で、お世辞にもキレイとはいえないような方が中心である。これではいくら酒に酔っていたとはいえ、女性と間違えるには無理がある。


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