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クッパ姫ブームで注意喚起も出てきているが……任天堂もディズニーも実は意外に寛容だった?

 誰もが知っている任天堂のキャラクター『スーパーマリオ』シリーズのクッパを女体化した「クッパ姫」が、突如としてTwitterやpixivなどで、大流行となっている。

 早くもオンリーイベントの開催が決まるなど、ブームはとどまるところを知らないが、同時に増えているのが「注意喚起」である。

 同人誌や同人グッズなどでクッパ姫を扱わないようにしようというのが、それだ。実際、同人グッズを扱う企業の中には、クッパ姫のグッズは取り扱わないことを明言しているところも。

 こうした「注意喚起」の背景にあるのが、任天堂はディズニーと並んで自社の著作権侵害に厳しいという“説”である。

 過去、任天堂の同人がらみの事件として知られるのが「ポケモン同人誌事件」。これは1998年にポケモンを元ネタにしたエロ同人誌を制作し頒布した福岡県の女性が、京都府警に逮捕されたというもの。

 これが「任天堂を扱うと怖い」という話の発端。ただ実際には、逮捕まで至ったのは、相談を受けた京都府警が「背後に巨大な海賊版製作組織があるのでは?」と、大げさに受け取ったのが原因という説もある。現に、今でも任天堂のキャラクターを扱う同人誌は多数頒布されているものの、ほかに大きな問題になっているケースは見られない。

 これはディズニーも同様だ。小学校のプールにミッキーマウスを書いたら、消すように要求してきたなどという都市伝説もあるディズニーだが、最近ではコミケに企業出展したこともある。そして、ファンによるパロディも盛んに行われている。

 パロディで最近知られるのは、YouTubeで配信されている「DISNEY PRINCESS」というシリーズ。これは、ディズニーの歴代プリンセスを題材にした実写パロディ。白雪姫が「私は年寄りなのよ!」みたいな台詞を吐いたりしていて、なかなか尖ったパロディである。

 ある同人誌即売会スタッフは次のように語る。

「何度もいわれていることですが、二次創作同人誌のほとんどは、あくまで著作権者のお目こぼしによって許されているものです。グレーではなく、ブラック。著作権者に怒られない範囲で楽しむのは当たり前のことです」

 クッパ姫に関しては、次々と派生キャラも登場。ついには、どこまで本気かわからないが、公式に認定を求めるネット署名まで行われている。大企業ゆえに、すぐに怒ったりはしないかもしれないが、いつまで、任天堂が沈黙してくれるのか……。

(文=大居候)

最終更新:2018/09/27 22:30

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