日刊サイゾー トップ > 芸能 > ドラマ  > 『今日俺』違和感ポイントはここ

ドラマ版『今日から俺は!!』はやっぱり“ザ・福田雄一”! 原作ファンの違和感ポイントは?

■三橋が三橋に見えない。今井が三橋よりも小っちゃい……

 本稿では、原作ファンがどの点に違和感を覚えたかをつづっていこうと思う。これを乗り越えることで、初めてドラマ版とピュアに向き合える。

 まず、主役の三橋貴志について。三橋は、とにかく卑怯。クールと憎たらしさの二本立ての男だ。そこが魅力につながっている。なんともいえない愛嬌を持ちつつ、尋常ならざる“鋭さ”が真骨頂。

 ドラマ版では賀来賢人が三橋を熱演した。福田組おなじみの顔芸はもちろん、オーバーなおちゃらけアクションで空気を作っていく。福田監督は、演者にアドリブを要求する手法で知られている。結果、三橋貴志を演じているのではなく、原作ファンからすると賀来賢人を見ているような感覚になってしまった。

 始まる前からわかってはいたが、今井勝俊の登場も据わりが悪かった。今井は、『今日から俺は!!』屈指の人気キャラだ。“第3の主役”と言っても過言ではない。だから、言いたいことは尽きない。

 彼は、確かに愛すべきバカ。しかし、本人は二枚目であろうとする。なのに、背伸びしすぎて三枚目になってしまう。ここに奥行きがある。ドラマ版ではそこをすっ飛ばして、ただのバカとして描いてしまいそうな予感がするのだ。

 あと、大前提として、今井には「でかい」イメージがある。身長こそ彼の取りえ。そんな今井を、ドラマ版では太賀が演じた。結果、三橋(賀来)より今井(太賀)のほうが小さいという異世界が出現する結果に。体に詰め物をし、上げ底靴を履いたとしても追いつかなかった。正直、今井役には鈴木亮平あたりを起用したほうがイメージは圧倒的に近い。

 ただ、太賀は確かな演技力のある役者だ。数々の重要エピソードを持つ今井だけに、今後、大フィーチャーされるのは必至。その時に真価を発揮してくれることを期待したい。

 赤坂理子と早川京子の配役にも驚いた。ドラマ版では理子を清野菜名が、京子を橋本環奈が演じている。これがまた、なかなかの違和感だ。原作において、理子は三橋から「ちんちくりん」と呼ばれるような女の子だ。京子には長身で細身のイメージがある。理子はかわいい系で、京子はキレイ系。どちらかというと、理子を橋本が、京子を清野が演じたほうが原作ファンにとっては近い。

 福田監督の采配も、わからないではない。理子は“武道家の一人娘”という設定。その要素を、アクションが得意な清野に任せる意図があるのだろう。ただ、「だったら、京子はほかの女優でもよかったのでは……」とよぎったりもする。いまや、橋本は福田監督の“お気に入り”だ。何しろ、福田監督の夫人と橋本はそっくりらしい。


123
こんな記事も読まれています

ドラマ版『今日から俺は!!』はやっぱり“ザ・福田雄一”! 原作ファンの違和感ポイントは?のページです。日刊サイゾー芸能最新情報のほか、ジャニーズ/AKB48/アイドル/タレント/お笑い芸人のゴシップや芸能界の裏話・噂をお届けします。その他スポーツニュース、サブカルチャーネタ、連載コラムドラマレビューインタビュー中韓など社会系の話題も充実。芸能人のニュースまとめなら日刊サイゾーへ!

ページ上部へ戻る

絶対的満足度の至宝店

すべて見る

人気連載すべて見る

元木昌彦の『週刊誌スクープ大賞』

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"元木昌彦による週刊誌レビュー

“元アウトローのカリスマ”瓜田純士、かく語りき

“元アウトローのカリスマ”瓜田純士の最新情報をお届け! 嫁・麗子も時々登場。

トンデモ海外ニュース

世界中のびっくり珍事件をお届け。世界はやっぱり広かった!

深読みCINEMAコラム『パンドラ映画館』

最新作・話題作から珠玉の掘り出しモノまで、毎週1本必観の映画作品を徹底レビュー

じゃまおくんのWEB漫クエスト

マンガレビューブログ管理人じゃまおくんが、インターネットに埋もれる一押しマンガを発掘!

イチオシ企画

【日刊サイゾー/月刊サイゾー】編集・ライター募集のお知らせ

現在「日刊サイゾー/月刊サイゾー」 編集部のスタッフを募集しております。
写真
特集

ジャニーズ新体制始動でざわざわ

TOKIO城島結婚で山口が電撃復帰に現実味!?
写真
人気連載

城島茂と菊池梨沙…破局も近い?

今週の注目記事・第1位「巨人『鈴木尚広』と『美...…
写真
インタビュー

瓜田純士が逃走犯をプロファイリング

 大阪府警富田林署の面会室から脱走した樋田淳也容疑者(30)が、1週間以上たった現在も...
写真