日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > デカすぎ!「愛の南京錠」
傍観ライター・清水2000の「韓国珍スポ探訪記」VOL.27

なぜそれを大きくする必要があるのか?「愛の南京錠」

なんだこれ

 なぜ南京錠がでかいのか? そこは普通、ハート形のオブジェとか、恋人が鳴らす鐘とか、そういう象徴的なものでなければならないのでは? 愛が目的、南京錠が手段なわけだから、これはもう「手段のためなら目的を選ばない」状態ではないか?

 とにかく現物が見たいと思い、展望台の係員に道を聞いたところ、「海沿いの道を25分歩きなさい」と言う。20分でもなく30分でもなく「25分」と断定するのだから、確実に徒歩25分の距離なのだろう。意外と遠くてちょっとひるむが、意を決して歩き始めたところ10分くらいで到着してしまった。韓国では、こういうことは実に多い。

断定の一例(ソウルの地下鉄にて)

 ともかく人のいない道をそれだけ歩くと、やがて堤防が見えた。目を凝らすと、そこに南京錠のオブジェが立っており、多くの人たちが集まっている。さすが愛の南京錠。どんな形であれ、恋人たちのインスタスポットとして人気を集めているに違いない。

目を凝らすと多くの人が
インスタ映えだ(うつろな目で)

 巨大南京錠に近づくにつれて、やはり愛をモチーフにした飾りが少しずつ増えてきた。「LOVE」という形のどこかで見たような石像や、ハート形のベンチ、プロポーズを受けているような写真が撮れるトリックアートと、とってつけたようなアイテムが並ぶ堤防を先に進むと、ついに南京錠の前にたどり着いた。その大きさ、2階建ての建物ほどはあるだろうか。確かにでかい!

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