『ゴリパラ』大ヒットに続き、波田陽区を再ブレークさせた「ナベプロ九州」の敏腕ぶり

2019/01/15 10:00

波田陽区 公式Twitter(@hata_youku)より

 5日放送の『訳あって…東京に住むのヤメました』(日本テレビ系)で、お笑い芸人の波田陽区が福岡での再ブレークぶりについて語った。

 波田は2004年に、『エンタの神様』(同)で披露した“ギター侍”のネタで大ブレーク。人気のピーク時には最高月収2,800万円を稼ぎ出すほどの売れっ子だったが、05年あたりからテレビ出演が激減する。典型的な一発屋だが、16年に再起を懸け福岡へ移住していた。

「波田は山口出身で、妻が熊本出身と、福岡に近いことから移住したそうです。現在、テレビは冠番組含めてレギュラー3本、ラジオはレギュラー5本と再ブレークを果たしていますが、当初は福岡空港で海外Wi-Fiレンタルサービスの販売員として接客業務をこなすなど、タレント業とは無関係の仕事に従事する様子が報じられたりもしました。こうした経験が、調子に乗っていた全盛期の態度を反省し、謙虚に仕事に取り組むキッカケとなったようです」(芸能記者)

 東京でパッとしない芸能人が地方での活動に活路を見出だすのは、ありがちなパターン。特に福岡のような大都市では、地元テレビ局の制作能力も高く、それなりにマーケットも存在するため、地元密着型のタレントとして生計が十分成り立つ。

 冠番組『ゴリパラ見聞録』(テレビ西日本)で、絶大な人気を福岡で誇るゴリけんとパラシュート部隊も東京で挫折し、地方でブレークを果たした芸人たちだ。同番組はローカル番組ながら、フジテレビ系列の地方局(テレビ西日本はフジ系列)、TOKYO MXなどの独立局、CS放送のフジテレビONEでネットされており、全国的な人気を博している。これまで番組DVDが7作発売されているが、累計売り上げが10万枚を突破しているほど。

「芸人養成所でバイきんぐの小峠英二と同期だったゴリけんは『おはスタ』(テレビ東京系)、パラシュート部隊は『爆笑オンエアバトル』(NHK総合)などへの出演経験がありますが、いずれも東京では全くの無名。しかし、そんな彼らは『ゴリパラ見聞録』の余勢を駆って、3月にCDデビューが決定しています。ゴリけんに至っては、九州では誰もが知るインスタントラーメン『うまかっちゃん』(ハウス食品)のCMにも出演しています。うだつの上がらないまま東京で活動していたら、絶対にあり得なかったはず。前述の波田もそうですが、福岡における彼らの成功は所属事務所の力も大きいのでは。実は、この3組は同じワタナベエンターテインメント九州事業本部の所属。福岡では、ナベプロは吉本興業福岡事務所に次ぐ勢力を誇っていますからね。ゴリけんとパラシュート部隊は06年に同部の立ち上げに伴い、活動拠点を東京から福岡に移しています」(同)

 現在、福岡で家賃9万円の駐車場付き3LDKに妻と9歳の息子と暮らす波田だが、東京の生活コストの高さを振り返りながら、「もう一生、福岡にいたい」と番組で語っていた。名を捨てて実を取るというのも、芸人の人生としてアリなのかもしれない。

最終更新:2019/01/15 10:00

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