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まるでYouTuberのような茶番劇……毎年恒例!「竹島の日」韓国過激派が日本上陸

包帯を巻いて血判状をアピールする崔在翼議長

 韓国軍のレーダー照射事件や国会議長の不敬発言など、日韓関係が最悪となる中で迎えた22日の「竹島の日」、韓国から抗議団が記念式典をめがけて島根県松江市に押し寄せた。朝っぱらから指を切って血判状を見せつけ、警察を相手にわめき散らすといった蛮行の限りを尽くした韓国人の過激派たち、よ~く観察すると、炎上を誘発するYouTuberのような行動が垣間見えた。

 22日午前、宿泊先のホテルで「日本政府は謝罪しろ!」と声を上げたのは、韓国・ソウル市に本部がある政治団体「独島守護全国連帯」の崔在翼(チェ・ジェイク)代表議長(63)ら5人。同団体によると、日本へ抗議に訪れるのは15回目。今年は日本統治時代に起こした抗議運動(3・1運動)から100周年となるため、崔氏は韓国の民族服を着込んで気合を入れ、血まみれの指を包帯で巻くという手負いの状態で会見場に姿を見せた。

 崔氏は「関西空港の入国審査に5時間もかかった。どこに行くにも警察の圧力がかかり、軍国主義を思わせる」と、開口一番に当局への不満をブチまける。そして「独島(竹島の韓国名)強奪蛮行を即刻中断せよ」「不法な独島の日(竹島の日) を即刻廃棄せよ」といった日本政府に対する7つの主張を読み上げた。言うまでもないが、そもそも竹島を「強奪蛮行」しているのは韓国だ。しかも「竹島の日」は日本政府ではなく、地元の県議会が条例で制定したもので、日本政府に文句を言っても仕方がない。

 的外れな主張はこれだけで終わらず、「哨戒機の挑発を即刻謝罪せよ」「徴用被害者の個人請求権を認めよ」「元慰安婦のおばあさんに謝罪し、賠償せよ」といった、竹島とは別の問題もひっくるめて文句をつけてきた。

 一通り主張を終えると、かばんの中から「午前9時ごろに書いた」(崔氏)というホカホカの血判状を取り出し、「日本政府は歴史捏造」「独島侵略を中止しろ 」と見せびらかした。

 その後、式典の粉砕に向かうため、レンタカーで会場のある市中心部へ。当然ながら多数の警官隊に行く手を阻まれ、折しも小学校の前にある県道で身動きが取れなくなった。

 しびれを切らした一団はレンタカーから下車。警官隊は落ち着くように説得するが、崔氏ら活動家3人はブチ切れだし、「日本政府は~!」と叫びまくって押し問答となった。このもみ合いを韓国から同行したカメラマンが撮影し終えると、暴れまくっていた崔氏らは少しおとなしくなった。結局、警官隊に押し戻されて車に乗り込み、Uターンして大阪方面に向かって帰っていった。

 記者会見で崔氏は、活動資金の出所について「政府からの援助はない。すべて自分たちで捻出している。ワイフ(妻)が経営している幼稚園の売り上げ金を充てている 」と説明。毎年のことだが、彼らは“突撃”の一部始終を動画で撮影してYouTubeにアップしたり、サイトに掲載してアピールする。崔氏は「日本が歴史を正すまで来る」と宣言しており、困ったことにYouTuberのような自作自演の茶番劇は延々と続きそうだ。

最終更新:2019/02/25 11:57
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