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清原和博氏が“依存症”啓発イベント登壇で、当局が徹底マーク「現場復帰は遠い」

清原和博氏が依存症啓発イベント登壇で、当局が徹底マーク「現場復帰は遠い」の画像1
厚生労働省依存症への理解促進事業公式Twitter(@izonshonavi)より

 厚生労働省が主催する啓発イベント「誤解だらけの依存症in東京」が東京都内で開かれ、トークセッションのゲストに元プロ野球選手の清原和博氏が登壇した。

 清原氏といえば、2016年2月に覚せい剤を使用、所持するなどしたとして覚せい剤取締法違反で逮捕され、懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決が確定した。その後は離婚し、家族も仕事も失い、イチからの更正に励んでいる。

 事件以降初めて公の場に登場した清原氏は、緊張した様子で「少しでも、自分のように苦しんでいる人のためになればと思い(イベント参加を)決めた。薬物は一時的に止めることができても、止め続けることは自分では難しい。勇気を出して専門の病院に行ってもらいたい」と呼びかけた。

 そんなイベント中、本人にわからないところで当局が目を光らせていたという。

「当日のイベント会場には私服の取締官が清原氏の言動や行動、ろれつの回り具合をチェックしていたようです。今のところ再犯の恐れは低いと判断されているみたいですが、あれだけの影響力のある人物だけに、再びクスリに手を染めればインパクトは大きい。変わらず警戒されているのは、確かなようです」(全国紙記者)

 警察庁発表のデータなどによれば、覚せい剤事犯の再犯率は50歳以上は80%ほど、40代では70%ほどとなっている。断ち切りたくても断ち切れないのがクスリのコワいところだ。

「清原氏は人生の成功を支えてきた野球の仕事に携わりたいという意思を持っているようですが、まだ治療の途中で、通院している段階です。本格的な社会復帰には時間がかかりそうです。指導者になるためにはあと7、8年と時間がかかるかもしれませんね。まだ執行猶予も明けておらず社会の信頼も得られていないので、こういったイベントや社会貢献活動を地道にしていくしかありません」(同)

 待ち望んでいるファンは多いだけに1歩ずつ更正していってもらいたいものだ。

最終更新:2019/03/07 17:00
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