老舗デリヘル経営者と語るデリヘル業界の過去と未来

2019/04/01 15:00

 厳しい選考を突破した調査員が覆面状態で風俗店を利用し、プレイ料金に対しての満足度を採点するという趣旨から、『風俗業界のミシュラン』との異名を取る風俗情報サイト「kaku-butsu(カクブツ)」をご存知だろうか?

 2月22日公開の「明日に向かって勃て」では、そのkaku-butsuが新たに開発したネット予約システム「kakaka(カカカ)」のリリース記念として、kaku-butsuの風俗コンシェルジュである渡辺氏と、kaku-butsuの運営元であるソフト・オン・デマンド株式会社の代表取締役社長である野本氏との対談(記事はこちらから)をお送りしたのだが、この度、渡辺氏が風俗業界にかかわる様々な人物と共に、風俗業界の現状やkakakaの持つ可能性について語る企画としてシリーズ化することが決定したので、第二回目となる今回は、日本一の歓楽街として名高い新宿・歌舞伎町の人気デリヘル「新宿ナイトヴィーナス」の経営者・鈴木氏を招き、創業当時の風俗業界や、kakakaの導入について語っていただいた。

筆者 今回は創業17年のデリヘル「新宿ナイトヴィーナス」の経営者である鈴木さんに来ていただきました。

コンシェルジュ渡辺 普段から風俗を利用されている方はご存知かと思いますが、風俗店の栄枯盛衰のスパンというのは一般企業に比べても非常に短く、17年も営業を続けるというのは、とても稀有な例です。大手グループが運営する店舗ならともかく、単店で17年というのは偉業としか言いようがないことですよ。開業当時は今のように派遣型が主流になる前の時代だったと思うのですが。

鈴木 受付を通さない、スタッフの顔が見えない状態で利用するという部分に対して怪しいイメージを持たれているというのはありましたね。実際、当時のアジア系の悪質店なんかはデリヘル形態が多かったですから。年配のお客さんなんかは、まだまだ受付型の方が信用できるっていうイメージが強いんじゃないですかね。

コンシェルジュ渡辺 老舗デリヘルならではの苦労などはありますか?

鈴木 うーん、昔から使っていただいているお客さんが「最近、性欲や勃ちのほうがちょっと……」ってなって風俗遊びを引退していくことはありますけど、それは苦労とは違うし、あんまり苦労はないですかね……。

コンシェルジュ渡辺 当時はHPを持っていない風俗店も多かったかと思います。

鈴木 そうですね、お客さんも雑誌や新聞などの紙媒体で店探しをする方が多かった時代です。ウチの広告も半分ぐらいは紙媒体で、もう半分が風俗サイトっていう感じでしたね。

コンシェルジュ渡辺 それから徐々にネットの比重が多くなってという感じなのですね。ちなみに、kaku-butsuが発足したときにはどんな感想を抱きましたか。「勝手に点数なんか付けやがって、ふざけんなよ」というような怒りはありませんでしたか?

鈴木 うーん、ちょうど良質なキャストが多くなった時期とkaku-butsuが発足したタイミングとが重なって、最初から目立つ位置に掲載されていたので、そういうのはなかったですかね。実際に低い点数を付けられたこともありましたけど、目立っている恩恵の方が多かったし、まぁいいかっていう。そのおかげで繁盛した部分もありましたし。

最終更新:2019/04/01 15:00

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