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週刊誌スクープ大賞

紀子さまが怒髪天を衝く!? 週刊誌がしかける「雅子皇后 vs 紀子妃」の対立構造

増税延期? 買うべきものと様子見のもの

 ところでリクシルのお家騒動に、あの「物言う株主」として名を上げた村上世彰が蠢いていると、新潮が報じている。潮田洋一郎会長兼CEOに、「瀬戸さん(前社長兼CEO)がCEOを辞めた経緯が適切でなかったとすれば、潮田さんが損害賠償で破産に追い込まれる確率は高い」といい放ったという。
 
 そのひと言が潮田が取締役を退くきっかけになったというのである。村上は新潮の質問に、「過去、また現在においても一度も(リクシルの=筆者注)株式の売買をしたことはございません」と答えている。

 だが、儲けが絡まないで村上が動くとは、私には到底思えないのだが。

 同じ新潮に、チリ人妻のアニータに、一説によれば11億円を貢いで、2001年に横領の罪で逮捕された、元青森県住宅供給公社の千田郁司(61)の近況が載っている。

 懲役14年が下され、16年の1月にムショを出てきたという。だが、自分は有名人などと勘違いし、職を世話してくれたところも続かず、古いブランド品に囲まれ、反省もなく横領したカネの返済もしていないそうだ。

 ポストは、消費税値上げを安倍が止めるかもしれないが、「3度目の延期」となれば混乱が起きるのは必至だと見ている。

「景気の落ち込みによる国民生活への悪影響が予想される10%への引き上げに合わせ、政府は今年度予算でポイント還元制度やプレミアム商品券など2兆円を超える経済対策を盛り込んだ。

『ポイント還元事業では、中小小売業者に対してキャッシュレス端末の無料配布を始め、消費税増税分を財源とする幼児教育無償化のために市区町村はシステムの改修を急ピッチで進めている。

 ただでさえ複雑な対応に追い回されているのに、増税延期で現場の仕事に大幅な手戻りが生じる可能性があります。

 そうしたなかで永田町や霞が関、兜町の関係者が注目しているのが、7月1日に日銀が発表する日銀短観です。そこで厳しい経済状況を示す数字が出れば、安倍首相が数日のうちに増税延期かどうかの決断を下すことになるでしょう』」(ポスト)

 ではどうするか。旅行チケットは「早く買え」が「しばらく待て」。住宅の駆け込み買いは慎重に。テレビ・パソコンは「待て」から「先に買え」に。自動車は、「先に買う」も選択肢に。
 
 どちらにしても迷惑なことだ。安倍に選挙で思い知らせてやらなければ、胸の溜飲が下がらない。

 さて、一時は日の出の勢いだったZOZOの前澤友作社長だったが、プライベートブランド事業や割引メンバーシップ事業の失敗で、せっかく所持していたアンディ・ウォーホルやエド・ルシャなどの作品を売り出したと新潮が報じている。

 中には、あと1年は持ちこたえるだろうが、その先は分からないという見方もあるようだ。

 IT企業の寿命は、年ごとに短くなっているようだ。

 フライデーは、右肩の故障で戦列を離れている松坂大輔が、千葉でゴルフをやっていたところを撮り、チームが借金生活なのに、ゴルフをやっている場合かと難じている。

 ゴルフぐらいいいじゃないか。だいぶ肩もよくなってきたようだし、ゴルフだってスポーツなのだから、準備運動みたいなものだろう。

 松坂もドライバーは300ヤード以上飛ばすのだろうが、私が一緒に回って一番驚いたのは、巨人軍の捕手だった森昌彦(後に森祇晶)のパワーだった。

 ティーショットを打った瞬間、OB方向へ飛び出したが、キャディーは声を出すことを忘れ、茫然としていた。プロでも届かないOBゾーンへ打ち込んだのだ。

 野球選手でも、捕手は図抜けて足腰が強い。あれだけのOBを打てると気持ちのいいものだろうと森に聞いたが、返事はなかった。
 
 ポストの面白すぎる京大教授の話が面白い。

 京大のトップである山極寿総長(学長)がまさにそんな存在だという。

 霊長類の研究を専門とする山極総長は、ゴリラの生態を知るため、アフリカの高地で10ヶ月にわたってゴリラと共に生活したことがあるという。

「山極総長が語る。
『僕はいわばゴリラの世界に留学したわけです。ゴリラの群れに入って、ゴリラになりきって1日を過ごす。帰ってきたら飯を作って、その日の記録を英語でタイプして寝る。その繰り返しでした。ゴリラと“ウーッ”“アーッ”と話しているだけだから、人間の言葉を忘れてしまう。
 日本に帰ってきたときには、日本語も読めなくなっていた。鏡もまるで見ていないから、久しぶりに自分の顔を見て、“首が長いし、変な顔だな”と思った。すっかりゴリラになったつもりでいたんですね。帰国して友だちと飲んでいると、『お前さっきからずっと、ウーッ、ウーッて唸っているぞ』と言われる(笑)」

 こういう総長がいれば、変で面白い教授たちが集まってくるのは間違いない。それが、ノーベル賞などを多く受賞する原動力なのだろう。

 次は現代の悠仁襲撃犯逮捕までのいきさつ。

 4月29日、警視庁は建造物侵入などの疑いで、職業不詳、長谷川薫容疑者(56)を逮捕した。

 長谷川容疑者は4月26日に、東京文京区のお茶の水女子大学附属中学の敷地内に侵入して、秋篠宮悠仁さん(12歳)の机の上に、長さ60センチのアルミの棒に繰りつけた2本の果物ナイフを置いたとみられている。

 この捜査には、極左を担当する公安二課の公安刑事たち、そして専門部隊『捜査支援分析センター』、通称SS BCも加わったという。

「SSBCは今年2月に東陽町で起きた『アポ電強盗殺人事件』などで、犯人逮捕に大きく貢献し、注目を浴びた。’09年4月に設置された警視庁刑事部の附置機関であり、現在は約120人の捜査員がいる。防犯カメラなどの画像収集、分析のスペシャリスト集団だ」(現代)

 だが確認ができずに苦労したという。防犯カメラの映像などを見て、交通系のICカードの登録情報を入手し、長谷川が新大阪駅に向かったことを掴む。新大阪駅から南に向かい、大阪市西成区近辺に向かった足取りを防犯カメラなどから確認した。

 防犯カメラには、事件の数日前に周囲をうろつく長谷川容疑者の姿が映っていた。同じ頃に渋谷区の東急ハンズで果物ナイフ、ヘルメット、植木バサミを購入していた記録も入手した。

 長谷川容疑者が入念な犯行計画を練っていたことが伺える。都内の買い物で使用していたクレジットカードがわかると、カード会社に捜査事項照会をかけ、銀行口座、そして登録してる住所が判明。自宅は京都市西京区の集合住宅になっており、京都府警の協力を仰ぎつつ捜査員を派遣した。
 
 数々の状況証拠はあったが、机にナイフを置いた肝心の瞬間は、監視カメラの画像もなく、目撃者もいない。

 容疑を否認されれば窮地に追い込まれる可能性もあった。長谷川容疑者が「中学校に侵入したことは間違いない」と供述したことで、事なきを得た。

 だがこれでもわかるように、捜査に必要だと思えば、その人間に関する情報を当該の企業に照会すると、すぐに出してくるのだ。

 これって一つ間違うとプライバシー侵害になるのではないか。捜査のためなら何でもありではなく、プライバシーを守る必要性を、メディアはもっと報道するべきである。

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