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週刊誌スクープ大賞

雑誌屋やジャーナリストなど、きれいごとではできない!吉本の芸人と反社との関係を示す“証拠”はまだまだ出てくる!?

文=元木昌彦

 さて、戦後の男性アイドルブームを創り上げたジャニー喜多川(87)が、6月19日に渋谷区内にある自宅マンションで倒れ、緊急搬送された。

 意識レベルはかなり低下して、血圧や体温が上昇し、一時はかなり危険な状態だったようだ。

 事務所所属のタレントたちが病院へ駆けつけ、周辺は大変な騒ぎになったそうだ。

 ネットでは、喜多川の死亡説も流され、私のところにも、万が一の時には原稿を書いてくれという依頼が来た。

 これを書いている時点で訃報は届いていない。だが、もし彼の死が現実になった時、テレビ、新聞、雑誌は、ジャニー喜多川についての特番や特集をどうやるのだろう。

 写真は少ないし、彼について分かっていることも極めて少ない。新潮によれば、父親が真言密教の開教師の喜多川諦道。父親がロサンゼルスのリトルトーキョーにほど近い、高野山米国別院に赴任していた1931年に生を受けている。彼の本名は「ひろむ」というそうである。

 父親は企画力があり、母親は日舞の名取だった。本尊の前を仕切ると手前がステージになり、コンサートなどを行ったりしていた。

 戦後は、女優の田中絹代や歌手の美空ひばりが来てショーを開いたことがあるそうだ。

 一家は帰国したものの、ジャニーは終戦後ロスに戻り、現地の高校へ通う。

 高校時代にロスの劇場で見たミュージカルに感銘を受けたという。帰国後は、駐日アメリカ大使館に勤務し、「ジャニーズ」という少年野球チームを指導する。

 このメンバーだった、あおい輝彦ら4人が1962年に芸能界デビューするのだ。

 以来、フォーリーブス、たのきんトリオ、シブがき隊といった「美少年」たちを次々に発掘、デビューさせていく。

 今では、グループ全体の売上が1000億円を超えるそうだ。だがよくいわれるように、売れる美少年を見つけ出す眼力と、それを育てるのはジャニー、営業やマネージメントをやるのは姉のメリーと役割分担がハッキリ別れていた。

 そのジャニー喜多川にも老いが忍び寄っていた。『異能の男 ジャニー喜多川』を書いた小菅宏はこう話す。

「10年ほど前にお会いした時、珍しくこんなことを漏らしたんです。“実は最近、ウチの子がみんな同じように見える”って」

 ジャニーズ事務所はたった一人の「異能」の男に支えられてきた。それがいなくなればどうなるかは、小学生でもわかる。

 文春によれば、最近、メリーと娘のジュリーが仕切る事務所と上手くいっていなかったという。

 映画や舞台に出したいタレントを提案しても、メリーから「ジャニーはあっちへ行って」とのけ者にされてしまう。ジュニアをデビューさせたいという意見もほとんど聞き入れられなかったという。

「ジャニーさんは『(ジャニーズ事務所)はもう僕の会社じゃない』とため息をついていた」(ジャニーをよく知るタレント)

 先の小菅がいうように、「ジャニー氏の感性と世界観は決して他人が受け継げるようなものではない」のは間違いない。異様とも思える少年愛が、私を含めた雑誌で批判されたこともあった。そうしたことも含めて、ジャニー喜多川という人物が芸能界で果たした功と罪を検証するのは、これからであろう。

 新潟で震度6強の地震が起きた時、国交省は最高レベルの「非常態勢」に移行した。次官以下は電車やタクシーで庁舎に駆け込んだが、その最中でも、赤坂のクラブで呑み続けていた政務三役の一人がいたと、文春が報じている。

 防災担当の大塚高司国交副大臣(54)だ。「政務三役に参集義務はありませんが、『直ちに登頂できる態勢で付近で待機』との指示がありました」(国交省担当記者)。赤坂なら、付近といえるかもしれないが、酒を呑んでいて、しかも、菅官房長官の会見が始まっても動こうとはせず、杯を重ねていたというのだから、防災担当失格は間違いない。

 さて、前科13犯、人生の半分は刑務所にいたという小林誠(43)を収監しようと、横浜地検の検察職員と厚木警察署の7人がそろって行ったのに、包丁で威嚇されて怖れをなし、まんまと車で逃走されてしまった。

 お粗末極まりない上に、警察の緊急配備が発生から4時間前後も遅れる中、小林は理髪店で散髪をすませ、中学の同級生の家を訪ね、コンビニでジュースを買うなどしながら、友人たちの手を借りて悠々と逃亡を続け、逮捕されたのは90時間後だった。

 だいたい、窃盗や傷害の罪で昨年9月に3年8ヵ月の実刑が確定していたのに、なぜ、再保釈が認められたのか。

 証拠隠滅の可能性もほとんどないカルロス・ゴーン前日産CEOを長期間拘留し、保釈を認めなかったのに、これほどの凶暴な犯罪人を保釈し、文春によれば、逃走後、自宅から使用済みの覚せい剤の注射器が発見されたというのだから、保釈を認めた裁判官の責任は重いといわざるを得まい。

 新潮によれば、その裁判官先生の名は、佐脇有紀横浜地裁小田原支部裁判官、49歳だそうだ。

 たしかに、10年に起きた大阪地検の証拠改ざん事件以来、裁判所の検察に対する不信感が高まり、検察が保釈不相当と意見具申しても、まともに相手にしてもらえなくなり、明らかに執行猶予が付かないケースでも、裁判所は保釈を認めてしまうそうである。

 たしかに、09年時点で裁判所が保釈を認めた割合は16・3%だったのに、17年には32・7%と倍増しているという。

 だが、今回のケースでは、普通の頭を持っている裁判官なら保釈を認めはしないだろう。

 それも、昨年9月に実刑判決を受け、一審で認められていた保釈が取り消されたのに、判決を不服とした小林は、即日控訴し同時に再保釈を請求する。これも許可されてしまうのである。ともに認めたのは佐脇裁判官である。

 小林の逃亡が日本中を震え上がらせていた時、この裁判官は何を考えていたのだろう。

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